好調を維持する五十嵐圭が地元上越市に凱旋、宇都とのマッチアップは要注目

 横浜ビー・コルセアーズを下し、新潟アルビレックスBBの連敗が「3」でストップ。中地区4位に踏みとどまり、今節は勝敗数で並ぶ富山グラウジーズをリージョンプラザ上越に迎え撃つ。

 横浜戦ではダバンテ・ガードナーが今季5度目の40得点オーバー。五十嵐圭も21得点をマークし、チーム合計90得点を記録した。3ポイントシュートを4本しか決めていないにもかかわらず、相手のファウルトラブルに乗じてフリースローで24得点を積みあげた。

 一方の富山も、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦は得点力が蘇り、前々節に喫した連敗のショックを拭い去った。水戸健史が今季初の2ケタとなる13得点を挙げ、デクスター・ピットマンも14試合ぶりに20得点をクリア。チーム全体での96得点も、8試合ぶりの90点台となった。また、得点力のある名古屋Dを64得点に抑えたことも収穫だ。

 この顔合わせは第7節の対戦で星を分け合っているが、得失点差では富山が6点上回る。新潟は少なくともその得失点差を埋めておきたいところ。上越市出身の五十嵐は最近4試合の平均が17.5得点5.5アシストと絶好調で、3ポイントシュートも5割近い成功率を誇る。宇都直輝とのマッチアップはハイレベルかつ注目度満点だ。

文=吉川哲彦

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