島根スサノオマジックのホームに乗りこんだ滋賀レイクスターズは、1戦目に長谷川智伸が23得点4スティールで故郷に錦を飾り、並里成もリーグ記録を更新する14アシストで勝利に貢献。2戦目も長谷川が17得点を挙げ、並里も16得点8アシストと高いパフォーマンスを披露した。しかし、第3クォーターに32得点を挙げて逆転しながらも、第4クォーターの猛反撃を止めることができず、2点差で落とした。アウェーで連勝すれば勢いがつくところだっただけに悔やまれる敗戦だ。
横浜ビー・コルセアーズは悔いの残る連敗だった。レバンガ北海道との1戦目は、3点差で迎えた残り58秒で細谷将司がバスケットカウントをもぎ取ったが、同時にベンチテクニカルファウルで相手にフリースローを与えてしまう痛恨のミス。2戦目も残り59秒で勝ち越しを許す無念の黒星だったが、それ以上にウィリアム・マクドナルドが第2クォーターに一発退場となり、今節は出場停止となるのが痛い。
横浜はインサイドで不利な状況となるが、ジェフリー・パーマーが好調。古巣に凱旋するということもあり、普段以上に気合満点で試合に臨むはずだ。滋賀はファウルトラブルに注意しなければならない。
文=吉川哲彦