BリーグオールスターはB.WHITEに軍配、MVPは地元熊本出身の小林慎太郎が獲得

豪快なダンクで会場を沸かせたアイラ・ブラウン[写真]=B.LEAGUE

 1月14日、Bリーグ発足後2回目となるオールスターゲーム「B.LEAGUE ALL-STAR GAME2018」が熊本県立総合体育館で行われた。

 安齋竜三ヘッドコーチ(栃木ブレックス)率いるB.BLACKは田臥勇太(栃木)、田中大貴アルバルク東京)、熊谷尚也大阪エヴェッサ)、竹内譲次(A東京)、竹内公輔(栃木)が先発。対する北卓也HC(川崎ブレイブサンダース)が指揮を執るB.WHITEは、チームキャプテンの篠山竜青(川崎)、宇都直輝富山グラウジーズ)、須田侑太郎アイラ・ブラウン(ともに琉球ゴールデンキングス)、張本天傑名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)がスターティングファイブに名を連ねた。

 試合はブラウンのジャンプショットで幕開け。須田の3ポイントも決まりB.WHITEが先行したが、B.BLACKも田臥がチーム初得点を記録すると、竹内公がゴール下で加点。その後は熊谷、ブラウンがダンクを決めあい会場を沸かせる。中盤以降、B.BLACKは川村卓也横浜ビー・コルセアーズ)、田口成浩秋田ノーザンハピネッツ)、B.WHITEは古川孝敏(琉球)、小野龍猛千葉ジェッツ)などのベンチメンバーも得点を記録し、最初の10分間は27-27の同点で終えた。

[写真]=B.LEAGUE

 第2クォーター、B.WHITEは現在B1得点ランクトップのダバンテ・ガードナー新潟アルビレックスBB)が10得点をマーク。しかし、B.BLACKの小林慎太郎熊本ヴォルターズ)が、5本の3ポイントを決める計15得点の大活躍を見せ、前半はB.BLACKが4点リードで終えた。

 第3クォーターは好調の小林がまたも3ポイントを決め、B.BLACKが先制。一方、B.WHITEも須田、張本の3ポイントなどで応戦すると、古川も得点を伸ばし、90-89とB.WHITE1点リードで最終クォーターへ突入した。

[写真]=B.LEAGUE

 1点差で迎えた最後の10分間は小野、比江島慎シーホース三河)、山下泰弘ライジングゼファー福岡)のアウトサイドが決まり、B.WHITEがリードを広げる。すると、ガードナーもシュートにアシストと持ち味を発揮し、試合終了残り2分24秒時点で2ケタリードとする。最後はブラウンのダンク、ガードナーの3ポイントで試合を締めくくり、夢の祭典は123-111でB.WHITEに軍配が上がった。

 なお、ファンによるSNS投票の結果、計18得点を記録した地元熊本出身の小林がMVPを獲得した。

【試合結果】
B.BLACK 111-123 B.WHITE(@熊本県立総合体育館)
B.BLACK|27|34|28|22|=111
B.WHITE|27|30|33|33|=123

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