2月25日、「第1回 B.LEAGUE COACHING SESSION」が開催された。
Bリーグのミッションである「世界に通用する選手を輩出する」ため、まずはU15世代のコーチの指導力向上が必須との考えのもとに行われた講習会。BリーグのU15チームのコーチ、スクールコーチ、U15年代を指導するコーチが参加し、岩井貞憲(アースフレンズ東京Zアカデミーマネージャー兼U15チームHC)と塩野竜太(アルバルク東京アカデミーマネージャー兼U15チームHC)が講師を務めた。
講習会では講師の実技指導後に、参加者同士でディスカッションを実施。岩井氏は『1on1におけるスキルディヴェロップメント』、塩野氏は『ゲームインテリジェンスを育む練習法』をレクチャーした。
参加者からは、「自分では思いつかない練習メニューで、子どもたちが楽しそうだった」、「ひらめきやチームワークなど多様に学べるプログラムだった」、「選手がプレーの中で、自ら感じ、特訓していくことが理想だが、練習の意図は相手の気持ち、動きを自ら感じることで、将来誰からも教えてもらえない環境になったとしても自分自身で修正していくことができると思う」、「今日の練習は、選手が普段あまりやったことがないと思うが、最後のほうは、選手が自らチャレンジしていく姿が見え、とてもいい刺激になった。できない生徒への指導をどうしたらいいのかは講師の課題だろう」、「イメージさせることが重要だと感じた。その練習で何をやりたいのか、結果どうなっていたいのかを選手と共有しながら進めることで伝わり方が全く異なる」、「講師による選手への実技指導の後、参加者同士でディスカッションを行う講習会は初めてで、とても興味深かった」、「ベテランの指導者からの話をうかがうスタイルの講習会と異なり、ディスカッションを行うことで参加者それぞれの経験や知識からより内容も深まり、参加者が自発的に参加できる講習会となった」などといった声が上がった。