3月9日のBリーグ第22節より、「バスケに、卒業はない。」をテーマに「B.FES 2018 春(Bフェス2018春)」がスタート。15日に同リーグが公式HPにて経過を報告した。
同イベントには、B1から11クラブ、B2から10クラブの計21クラブが参加し、『スラムダンク』作者の井上雄彦氏が描いたイラスト入りオリジナルTシャツを配布もしくは販売するなどの統一企画を実施。第22節では9会場18試合で実施した結果、12試合で来場者数が前節までの平均を超え、新規来場者の割合も増加するという効果が現れた。特に10日にヤマト市民体育館前橋で開催された群馬クレインサンダーズvsバンビシャス奈良では、対象者にオリジナルTシャツが無料配布され、前節までの平均入場者数1289人から大幅アップの2509人が会場に訪れた。
また、各販売会場では、オリジナルTシャツの売り上げが通常のTシャツグッズの2倍から5倍まで増加した。その他、Bフェス対象試合ではBリーグ公式チケットアプリ「スマチケ」の特別デザイン適用や、選手カードをコレクションしてユーザー同士で交換できる「スマコレ」において、選手の学生時代のカード「GRADUATION CARD」が登場。この効果もあり、9会場のうち8会場でスマチケ利用率が高まり、1日あたりのユーザー数も過去最高を記録した。
なお、Bフェスは4月8日の第27節まで行われ、選手の学生時代の動画公開、Twitterでハッシュタグ「#私のバッシュ遍歴」の投稿を募集するプレゼント企画、LINE BEACONとの連動企画なども実施。B1参加クラブの試合会場では、ちびユニキーホルダーも販売される。