川崎ブレイブサンダースが第4Qで栃木ブレックスを突き放す、デービスの活躍もあり17点差快勝

今季最多の23得点を記録したジョシュ・デービス[写真]=B.LEAGUE

 3月25日、B1リーグ第24節が各地で行われ、栃木県立県北体育館では第1戦を落とした川崎ブレイブサンダースが栃木ブレックスとの第2戦に臨んだ。

 第1クォーターは開始約2分間で2-8とされたが、ニック・ファジーカス辻直人が得点を重ねると、残り3分10秒にリードを奪う。同2分31秒からはジョシュ・デービスが6得点を記録し、22-17で最初の10分間を終えた。

 ロースコアとなった次の10分間は、開始2分18秒から辻、鎌田裕也のアウトサイドか決まり点差を2ケタに拡大。しかし、残り1分30秒から田臥勇太ライアン・ロシターに決められ、36-29で試合を折り返した。

ファジーカスは“ダブルダブル”の活躍で攻守を支えた[写真]=B.LEAGUE

 第3クォーターは長谷川技が3本中3本の3ポイントを沈めたが、喜多川修平に9得点を与えるなどでなかなか点差を広げられない。残り2分28秒にデービスのバスケットカウントで54-42としたが、同58秒から立て続けに失点し、5点差まで詰め寄られた。

 しかし、54-49で迎えた最終クォーターで試合が大きく動く。川崎は序盤で2点差まで追いあげられる苦しい展開となるも、開始2分24秒から約4分間、気迫のディフェンスで相手の攻撃をシャットアウト。試合終了残り3分54秒時点で8点差とすると、同3分44秒以降も無失点に抑えこむ。その間、デービスとファジーカスを中心に得点を伸ばし、75-58で試合を制した。川崎は最後の10分間で栃木をわずか9得点に抑える堅守を見せたほか、オフェンスではデービスが今季最多となる23得点をマークする活躍を見せた。

【試合結果】
栃木ブレックス 58-75 川崎ブレイブサンダース(@栃木県立県北体育館)
栃木|17|12|20|9|=58
川崎|22|14|18|21|=75

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