延長戦に及ぶ試合は琉球ゴールデンキングスに軍配、岸本隆一が7本の3P含む32得点の大暴れ

第4クォーター終了間際には同点に追いつく3本のフリースローを決めた [写真]=B.LEAGUE

 4月8日に各地でB1リーグ第27節第2戦が行われ、沖縄市体育館では琉球ゴールデンキングス川崎ブレイブサンダースと対戦した。

 試合はハッサン・マーティンのジャンパーでスタート。序盤こそ拮抗した展開に持ちこんだが、残り3分27秒に長谷川技、同2分44秒にニック・ファジーカスに得点を決められ、6点のリードを奪われた。続く第2クォーターは3ポイントでリードを広げようとする川崎に対し、ヒルトン・アームストロングがインサイドで、岸本隆一がアウトサイドで粘りを見せた。

 6点ビハインドで突入した第3クォーターは、開始42秒、同4分47秒、残り2分49秒に岸本が3本の3ポイントを決めて逆転。同2分14秒にはこのクォーター4本目の3ポイントを沈め、チームは52-47と5点のリードを得た。

 最終クォーターは開始3分57秒に岸本のレイアップで点差を10点まで広げたが、相手のタイトなディフェンスとファジーカスのインサイド、高確率のシュートに苦しみ、残り2分30秒で61-59。そして、同2分1秒に同点に追いつかれ、同1分23秒に逆転された。それでも、64-67で迎えた同5秒に岸本が3ポイントシュートのモーション中にファウルをもらうと、3本とも確実に沈めた。

 69-69で突入した延長戦は点の取り合い。残り2分29秒に古川孝敏が3本のフリースローを決めて74-73とリードしたが、同40秒に再逆転された。しかし同20秒に岸本の3ポイントで試合を決定づけ、琉球が79-77でオーバータイムまでもつれこんだ接戦を制し、第1戦のリベンジを果たした。岸本が7本の3ポイントを含む32得点と大暴れし、マーティンは21得点11リバウンドの活躍でインサイドを支配した。

【試合結果】
琉球ゴールデンキングス79-77川崎ブレイブサンダース(@沖縄市体育館)
琉球|11|17|24|15|12|=79
川崎|17|17|13|20|10|=77

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