三遠ネオフェニックスは残留PO回避へ勝利が必須、横浜ビー・コルセアーズは今こそ結束を高める時

「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」への道を断たれた三遠ネオフェニックスは、チャンピオンシップへの可能性を残した新潟アルビレックスBBの気迫に圧されて連敗。富山グラウジーズ大阪エヴェッサと勝率で並び、「B1 残留プレーオフ 2017-18」圏内の滋賀レイクスターズとはわずか1勝差。富山と同様に、チャンピオンシップ争いから一転して残留争いに巻きこまれた。

 新潟との前節1戦目は立ちあがりで完全に主導権を握られ、詰め寄ることができないまま20点差で敗戦。2戦目は1戦目での負傷により欠場を強いられた鈴木達也に代わって川嶋勇人が相手ディフェンスをかき回したが、第4クォーターに相手のオフェンスを止めることができずに逆転負けを喫した。

 対する横浜ビー・コルセアーズは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの1戦目に敗れた時点で残留プレーオフ出場が決定。満田丈太郎田渡凌の躍動で何度も波をつかんだが、要所でターンオーバーを出してしまった。2戦目は12得点を挙げた竹田謙の活躍で延長戦に持ちこんだものの、ファウルで相手を止めるのが精一杯だった。

 しかし、横浜には湊谷安玲久司朱の復帰という明るい話題もあった。前節欠場したジェフリー・パーマーが復帰すればすべての駒がそろう。今こそチームの結束を高める時だ。

文=吉川哲彦

モバイルバージョンを終了