5月2日、千葉ポートアリーナにてB1リーグ第31節が行われ、東地区首位で地区優勝マジック「1」の千葉ジェッツと同地区3位の川崎ブレイブサンダースが激突した。
試合は開始から互いに点を取り合うも、マイケル・パーカーが9得点を挙げて残り1分4秒時点で千葉が3点リード。しかし、同51秒に長谷川技がジャンプショットを沈めて、22-23で最初の10分間を終えた。
第2クォーター、川崎は先制の3ポイントを決めた藤井祐眞が立て続けに9得点を奪ってリードを広げる。その後は西村文男に2本の3ポイントを許すなどで一時逆転されたが、辻直人、ニック・ファジーカス、野本建吾の得点で返し、3点リードで試合を折り返した。
第3クォーター序盤は長谷川技、辻の3ポイント、ファジーカスのインサイドで加点。この10分間で富樫勇樹に13得点、ギャビン・エドワーズに10得点を献上したが、75-68で迎えた残り25秒に辻の長距離砲が飛びだし、9点差で最終クォーターへ。
最後の10分間は開始1分38秒から長谷川のバスケットカウント、ルー・アマンドソンのジャンプショットで点差を15点にまで拡大。しかし、そこから富樫、レオ・ライオンズの連続3ポイントを皮切りに千葉の反撃に遭い、試合終了残り5分を切った時点で4点差に詰め寄られる。それでも、同3分34秒に辻が3ポイントのバスケットカウントを沈めて流れを断ち切ると、同2分44秒からはファジーカスの得点で相手を突き放し、最終スコア102-90でタイムアップ。
今節で地区優勝の可能性があった千葉だったが、計102失点で敗戦。また、他会場でも同地区2位に位置するアルバルク東京が勝利したため、東地区優勝の行方は最終節へ持ち越された。
【試合結果】
千葉ジェッツ 90-102 川崎ブレイブサンダース(@千葉ポートアリーナ)
千葉|23|22|24|21|=90
川崎|22|26|30|24|=102