富山グラウジーズから3選手が横浜ビー・コルセアーズへ移籍…小原翼「必ず這いあがります」

富山から横浜への移籍が発表された橋本、小原、中村(左から)[写真]=B.LEAGUE

 富山グラウジーズは6月27日、橋本尚明小原翼中村太地の3選手が契約満了に際し、横浜ビー・コルセアーズへ移籍することを発表した。

 愛媛県出身で現在25歳の橋本は、182センチ75キロのシューティングガート。尽誠学園高校から近畿大学へ進学し、同大学4年次の2015年にアーリーエントリー制度で大阪エヴェッサに入団した。今シーズンから所属する富山では、レギュラーシーズン計52試合に出場し252得点(1試合平均4.8得点)を記録したが、5日付けで契約満了となった。橋本はクラブの公式HPで「富山の皆様、まず始めに今シーズン最後まで一緒に戦ってくださいまして、ありがとうございました!皆様から『ハッシーのプレーを見て元気を貰いました』など様々な言葉を頂き、とても嬉しかったですし、バスケットをしてきて良かったと思えました。街で会えば話しかけてくださり、負けているときでもプラスな言葉で声をかけてくださった富山の皆様が大好きです。この一年、僕を成長させてくださった富山グラウジーズでの時間は一生の宝です」とコメントした。

 198センチ97キロの体格を誇る小原は、筑波大学在学中に特別指定選手として富山に加入。2017-18シーズンのレギュラーシーズンは38試合に出場した。退団が決まった同選手は、「私のプロ人生は富山に救われました。富山が無ければ今の私はいません。グラウジーズブースターの皆様と一緒に多くの苦しい状況を打開したこと、絶対に忘れません。たくさんの支援、本当にありがとうございました。私は必ず這い上がります。これからも応援よろしくお願い致します」と決意を表した。

 現在20歳で法政大学3年の中村は、190センチ83キロの大型ポイントガード。同大学1年次の昨季はシーホース三河の特別指定選手としてBリーグデビューを果たし、2018年2月に富山と特別指定選手契約を結んだ。わずか1試合の出場にとどまった中村は「チームに合流して約1カ月という短い期間でしたが、富山グラウジーズの一員としてプレーできてとても良い経験になりました!学生ながら、プロの環境に身を置けたことに感謝して頑張ります」と感謝の言葉を述べた。

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