京都ハンナリーズを迎え撃つライジングゼファー福岡、初勝利へはタフな守備を持続できるかがポイント

ライジングゼファー福岡vs京都ハンナリーズ(@福岡市民体育館)
第1戦:11月2日19時05分~、第2戦:11月3日14時05分~

 2018-19シーズンのB1リーグがスタートして各チーム10試合を消化した中、ライジングゼファー福岡だけが未だ勝利を手にできずにいる。

 指揮官交代により、第5節からアソシエイトコーチのボブ・ナッシュ氏が試合指揮を務める福岡。しかし、京都ハンナリーズとの同節も9点差で敗戦した。前節は敵地で名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。第1戦は最初の10分間で33点を与えると、前半だけで57失点を喫し90-78で敗戦。一方の第2戦は、前半を9点リードで折り返すも、後半に58点を奪われて3点差で競り負けた。デクスター・ピットマンの活躍もあり、ここ3戦で平均80点以上は取れているだけに、ディフェンス面の修正が急務と言えるだろう。

 ホームで戦う今節は、京都と再び激突。その京都は前節、アルバルク東京をホームに迎え、1勝1敗とまずまずの結果を残した。第1戦では前半で22-37と離されて10点差で敗れたが、第2戦はゾーンディフェンスが功を奏し前半を28失点に抑えた。オフェンスではデイヴィッド・サイモン晴山ケビンがけん引して79-70で勝利。通算成績を6勝4敗とし、現在は西地区3位に位置している。

 第5節の対戦では終始競り合いとなるも、後半は京都が最後までリードを許さず。福岡はサイモンを18点に抑えたが、岡田優介に5本の3ポイントを浴びせられたのが痛かった。早くもリベンジの機会を得た福岡は前述どおり、守備に課題を残している状況。京都は得点の取れる選手が多いだけに、40分間タフな守備を持続できるかが重要になってくる。攻撃ではピットマンに加え、3試合連続2ケタ得点を記録している城宝匡史に期待がかかる。

■ロースター
・福岡(ヘッドコーチ:薄井大樹※臨時。試合指揮はアソシエイトコーチのボブ・ナッシュ氏)
遥天翼(NEW)
山下泰弘
小林大祐
薦田拓也
波多野和也(NEW)
エリック・ジェイコブセン
津山尚大(NEW)
青木ブレイク(NEW)
ベンジャミン・ローソン(NEW)
石谷聡
城宝匡史(NEW)
加納誠也
デクスター・ピットマン(NEW)

・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬大阪エヴェッサからレンタル移籍継続)
岡田優介
岸田篤生(NEW)
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン(NEW)
片岡大晴
近忍(NEW)

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