3P成功率を上げたい両チーム、インサイドの出来も勝敗を分ける

滋賀レイクスターズvsサンロッカーズ渋谷(@守山市民体育館)
第1戦:11月23日14時5分、第2戦:11月24日14時5分

 第10節を終えて、滋賀レイクスターズは4勝、サンロッカーズ渋谷は6勝。なかなか波に乗りきれない両チームが、今シーズン唯一の開催となる守山の地で顔を合わせる。滋賀はホームで1勝、SR渋谷はアウェーで1勝と、両チームともに苦手を克服したいところだ。

 滋賀は前節、三遠ネオフェニックスと対戦。第1戦はインサイドの高さを活かしながら前半で15点のリードを奪うと、そのまま逃げきり連敗を「4」でストップした。第2戦は3ポイントシュートを53.8パーセントと高確率で決められ、逆に滋賀は西裕太郎狩野祐介鹿野洵生が沈めた計3本のみ。日本代表候補の高橋耕陽も今季初の無得点に終わり、同一カード連勝を逃した。2戦合計で、ガニ・ラワルが54得点26リバウンド、ディオール・フィッシャーが30得点25リバウンドと結果を残しているだけに、日本人選手の奮起にも期待したい。

 一方のSR渋谷は第8節から今季初の3連勝を飾ったが、京都ハンナリーズとの前節は第1戦で敗戦。1点リードで迎えた試合終了間際の、ライアン・ケリーのフリースローミスが響いた。ただ、第2戦はそのケリーが33得点15リバウンド5アシストと爆発。最終クォーターを9得点に抑える堅守も見せ、リベンジを果たした。

 前節でも3ポイントの不調ぶりが垣間見えたように、滋賀がリーグ14位の30.7パーセント、SR渋谷が同16位の30.1パーセントと、成功率がそろって低い。シューターの駒がそろっているだけに精度を上げたいところだ。また、滋賀としては帰化選手を擁すSR渋谷に対し、インサイドでどこまで踏ん張れるかもカギになるだろう。

■ロースター
・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
西裕太郎
二ノ宮康平
紺野ニズベット翔
樋口大倫
高橋耕陽
荒尾岳
ガニ・ラワル
狩野祐介
伊藤大司
ディオール・フィッシャー
鹿野洵生

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
満原優樹
秋葉真司
清水太志郎
ファイサンバ
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー

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