4月27日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館にてレバンガ北海道vs横浜ビー・コルセアーズの「B1 残留プレーオフ 2018-19」が開催。26日の第1戦に敗れた北海道だったが、第2戦を89-91で競り勝って望みをつなぐと、5分前後半の“第3戦”では7点ビハインドから15-0のランで一気に試合をひっくり返し、逆転でB1残留を果たした。
敗戦を喫した第1戦で35得点を挙げたバイロン・ミュレンズは、この日も終始攻撃をけん引。第2戦では28得点を記録すると、最終スコア22-14となった第3戦では計10得点中9点を後半だけでマークした。試合後、ミュレンズは「素直に嬉しいですね」と興奮さめやらぬままコメントし、「今シーズンは非常にタフでしたし、今日もしっかり50分間プレーできれば、今までのマイナスを少しでもプラスにできるということをチームメートと話して試合に臨みました。結果的にそれができたかなと思います」と激闘を振り返った。
第3戦では、試合終了残り2分でデイビッド・ドブラスがファウルアウトとなった北海道。ミュレンズはここから試合を決める3ポイントとジャンプショットを決めて見せたが、自身のプレーには控えめに話し、仲間の活躍を称えた。
「第2戦は桜井(良太)の3ポイント。第3戦では関野(剛平)の3ポイントとドライブがカギだったと思いますし、ドブラスがファウルアウトした後は、野口(大介)がディフェンスをがんばってくれた。この3人を含めて、今日は日本人選手が大事な場面でステップアップしたところが大きな勝因だと思います」
昨年12月から加入した212センチのセンターが、北海道をB1残留に導く大仕事をやってのけた。