5月10日、横浜アリーナにて「B.LEAGUE FINAL 2018-19」の前日練習と記者会見が行われ、悲願のリーグ初制覇を狙う千葉ジェッツは練習を終えてから会見に臨んだ。
チームの代表選手の1人として登壇した石井講祐は、「去年ファイナルで負けてから、このファイナルで勝つためにもう1度スタートしてきたので、本当にいよいよだなって気がしています」と静かにリベンジに燃えている。今季のレギュラーシーズンでは、平均45.2パーセントの成功率で3ポイント王を獲得した石井だが、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」に入ってからの3ポイントは、富山グラウジーズ戦の2試合で記録した2本のみ。栃木ブレックスとのセミファイナルでは2戦合計で無得点と影を潜めている。
しかし、会見では「シュートだけじゃなく、いろんな部分でチームに貢献できると思うので、そういうところを探しながら準備してきました」とファイナルへ向けてコメント。「チーム全体としてディフェンスの部分は大事になってくるので、そこはトーンをセットして全員でできればいいのかなと思っています」と、もう1つの持ち味であるディフェンスについては、あくまでチームで守ることの重要性を口にした。
守りだけでなく、攻撃でも石井が存在感を示せるかどうかが、千葉のリーグ優勝を左右するかもしれない。