2019.05.16

34歳の金城茂之、12シーズン在籍の琉球ゴールデンキングスに別れ「次の場所で今以上の覚悟を」

琉球退団が発表されたベテランの金城 [写真]=B.LEAGUE
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 琉球ゴールデンキングスは5月15日、金城茂之の退団を発表した。

 現在34歳の金城は北中城高校、大東文化大学を経て、2007年に地元クラブの琉球へ入団。在籍12シーズン目の今季はレギュラーシーズンの29試合に出場し、29得点(1試合平均1得点)を挙げるにとどまった。

 出場機会を求めて他チームへの移籍を希望しているというベテランは、クラブの公式HPを通じて次のようにコメントした。

「この度12年間、お世話になりました琉球ゴールデンキングスを退団します。振り返ると試練の多い12年だったと思います。大学卒業後、進路の決まっていない私を練習生という形から拾っていただき、プロとしての経験を積むチャンスを与えていただきました。空席の目立つアリーナと最下位からのスタートに不安を抱きましたが、2年目からジェフ、マックを中心としたチームに、まだ若い私にプレイタイムを与えていただき、キングスを勝つチームに変化するお手伝いをさせてくれました」

「個人的には怪我と戦う日が長くなり、戻ってきてもチームはどんどん前に進んでいき、毎年ついていくのに必死でした。そんな選手としてギリギリの私を木村社長は叱咤激励し、あえて厳しい言葉で引っ張ってくれ、時には勘違いするほどの激しい言葉と態度を受けましたが、それが今の私の忍耐力となり、我慢できるプレイスタイルになり私自身とても感謝しています」

「ファンの皆様にもいつも試合中はもちろん、街で見かけた時、特にケガから復帰に向かう途中の私にも温かい声をかけていただき、励ましを受け、その度にこの声援にいい形で応えたいという気持ちがあり、勝利した時の会場の大歓声、敗北した時の大きな溜め息はこの先私はずっと忘れる事が出来ないと思います」

「そんな思い入れのあるキングスを離れるのは簡単ではありませんでしたが、私の中にあるまだ選手としてコート上でプレーをして、所属チームの手助けをしたいという気持ちが抑えきれず退団という決断に至りました」

「初めから一緒に働いてる社員の皆さん、今共に働いてる社員のみなさん、多くのボランティアの人達といつまでも共に働きたかったですが、私のワガママで退団しますので、次の場所で今以上の覚悟を持って一選手として努力致します」

「最後に木村社長はじめ琉球ゴールデンキングス社員の皆さん、ファンの皆さん12年間お世話になりました。ありがとうございました」