2024.05.10

千葉Jが完全アウェーで宇都宮を撃破…富樫3P連発24得点、CS準決勝進出に王手

試合終盤にとどめを刺す長距離砲が冴え渡った富樫[写真]=B.LEAGUE
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 5月10日、Bリーグの年間王者を決める『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』クォーターファイナルの第1戦が行われ、千葉ジェッツワイルドカード下位)が、敵地で宇都宮ブレックス(東地区1位)に82-70で勝利した。

 CS通算8大会で5度目の顔合わせとなったシリーズ初戦は、敵地に乗り込んだ千葉Jが主導権を握った。第1クォーター中盤まで一進一退の攻防が続いていた中、残り5分をきったところで千葉Jがタイムアウトをとると、ここから原修太クリストファー・スミス富樫勇樹が立て続けに長距離砲を沈め26-18とリード。第2クォーターもゼイビア・クックス金近廉が要所で3ポイントを決め、15点リードの54-39で折り返した。

 ハーフタイム明けの後半は、追いかける宇都宮も古巣対戦となったギャビン・エドワーズらが反撃の狼煙を上げ、一時6点差まで詰め寄ったが、2桁点差のまま最終第4クォーターへ。最後は富樫が10分間で3ポイント4本中3本を決める活躍を見せ、下剋上を期す千葉Jが先勝した。

 勝利した千葉Jは、富樫が6本の3ポイントを含む24得点と存在感を示し、ベンチスタートだったスミスも自慢のシュートが冴え渡り20得点。リバウンド王のジョン・ムーニーが14得点9リバウンド2スティール、シーズン後半戦にチームを支えたクックスも13得点を挙げた。

 一方、今シーズンB1最高勝率をマークした宇都宮は、チームの大黒柱であるD.J・ニュービルが最多15得点を挙げ、エドワーズ、アイザック・フォトゥ比江島慎も2桁得点をマークしたものの、自慢の3ポイント成功率が27.3パーセント(9/33本)と振るわず。明日の第2戦で負ければシーズン終了の崖っぷちに追い込まれた。

■ 試合結果
宇都宮ブレックス 70-82 千葉ジェッツ
宇都宮|18|21|16|15|=70
千 葉|26|28|13|15|=82

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