2024.05.13
5月10日、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24」が開幕。有明コロシアムで行われたクォーターファイナル第1戦では、東地区2位のアルバルク東京と西地区2位の琉球ゴールデンキングスが対戦した。
ホームのA東京はテーブス海、小酒部泰暉、レオナルド・メインデル、ライアン・ロシター、アルトゥーラス・グダイティスの5人が先発出場。一方、連覇を目指す琉球は小野寺祥太、岸本隆一、今村佳太、アレン・ダーラム、ジャック・クーリーがスターティングファイブに名を連ねた。
第1クォーターから1ポゼッション差で推移する拮抗した展開。第2クォーターに入ると、A東京が安藤周人の3ポイントシュート、ロシターのレイアップで開始1分40秒に23-18と一歩抜け出した。1点差に詰め寄られる時間帯があったものの、ロシターを中心に出場選手がバランスよく加点。テーブスの長距離砲で前半を締めくくり、43-29とリードを14点に広げた。
第3クォーターは琉球がディフェンスとリバウンドから流れをつかみ、ダーラムの“3点プレー”で6点差に詰め寄ると、直後に岸本の長距離砲が炸裂。残り2分55秒に3点差まで迫った。A東京のタイムアウト後も流れは変わらず、53-49で最後の10分間に突入した。
第4クォーター開始1分53秒に1点差まで追い上げられたA東京だったが、ロシターとメインデルの得点ですぐさま7-0のラン。たまらずタイムアウトを取った琉球は、ダーラムと今村の3ポイントで再び2点差まで戻した。
試合終了残り1分9秒の時点でA東京が3点リード。琉球が今村、ダーラムの連続得点で同42秒に逆転に成功したが、ロシターにフリースローを決められて、67-67でオーバータイムに突入した。
延長戦もロースコアな展開。琉球は同点で迎えた6秒に交代で入った松脇圭志が2本のフリースローを外せば、A東京もテーブスのラストショットが決まらなかった。
ダブルオーバータイムは残り9.3秒に岸本が逆転の3ポイント。最後は琉球がA東京のオフェンスを守りきり、80-81で大激戦を制した。
■試合結果
アルバルク東京 80-81 琉球ゴールデンキングス(@有明コロシアム)
東京|18|25|10|14|6|7|=80
琉球|18|11|20|18|6|8|=81
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