2024.05.12

広島ドラゴンフライズが下剋上で初のセミファイナルへ…中地区王者・三遠との激闘を制す

アウェーで2連勝し、セミファイナルへ進んだ広島(写真は第1戦のもの) [写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 5月12日、Bリーグの年間王者を決める『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』クォーターファイナルが行われ、広島ドラゴンフライズ(ワイルドカード上位)が敵地の豊橋市総合体育館で三遠ネオフェニックス(中地区1位)との第2戦に臨んだ。

 第1戦に77-70で勝利した広島は、三遠のデイビッド・ダジンスキーに活躍を許すも、山崎稜が得点力を発揮してチームをけん引。さらに、終盤に船生誠也が連続3ポイントを沈め、23-21で第1クォーターを終える。続く第2クォーター、広島はケリー・ブラックシアー・ジュニアドウェイン・エバンスが得点を伸ばすが、両チーム譲らず43-41と接戦のまま試合を折り返した。

 迎えた第3クォーターは、互いにディフェンスの強度が上がり、守り合いの展開に。その中でも、ダジンスキーに2本の3ポイントを含む連続10得点を奪われ、徐々に三遠へと試合の流れが傾く。広島は50-55とビハインドを背負って第4クォーターに突入するが、中盤に山崎が値千金の逆転3ポイントをヒット。さらに、エバンスが立て続けにシュートを決めると、最後は三遠の同点弾が外れ、69-66で広島がセミファイナル進出を決めた。

 昨年に続く2度目の挑戦で初のクォーターファイナル突破を決めた広島は、エバンスが18得点6リバウンド5アシスト3スティール2ブロック、ブラックシアー・ジュニアと山崎が12得点と活躍した。

 一方の三遠は、タジンスキーが25得点、サーディ・ラベナが13得点6リバウンド3スティール2ブロックと奮闘するも、ホームで2連敗を喫して躍進したシーズンを終えた。

■試合結果
三遠ネオフェニックス 66-69 広島ドラゴンフライズ(@豊橋市総合体育館)
三遠|21|20|14|11|=66
広島|23|20| 7|19|=69

この試合の他の記事

三遠ネオフェニックスの関連記事

B1の関連記事