大人気バスケマンガ『あひるの空』のアニメ化の詳細がついに発表された。今秋、オンエアが開始されるという。そこで、Bリーグを代表して新潟アルビレックスBBの五十嵐圭選手に『あひるの空』の思い出を語ってもらった。さらに作品の感想やアニメ化に向けてのメッセージもゲットした。それでは早速インタビューをお届けしよう。
取材・文=吉川哲彦
写真=兼子慎一郎
――バスケットボールを始めた時期、バスケが好きな理由を教えてください。
五十嵐 バスケを始めたのは小学校5年生の時です。もともとは陸上部にいたんですが、新潟県は冬になると雪で試合も練習もできない。その時にたまたまバスケ部の人数が足りなくて駆り出されたのがきっかけですね。陸上では短距離専門だったので練習も1人でやることが多かったんですが、バスケはチームスポーツでみんなと一緒に勝ったり負けたりというところが、子供ながらに楽しいと思って好きになりましたね。
――『あひるの空』の読者の皆さんにBリーグ、バスケの魅力を一言で伝えてください。
五十嵐 バスケ自体の魅力はオフェンスとディフェンスの切り替えの早さだったり、0.1秒あれば勝つチャンスがある、最後の最後まで勝負がわからないところにあると思います。昔に比べると、今はBリーグができて全国各地でプロの選手たちのプレーが見られる恵まれた環境だと思うので、プロの選手のレベルの高いプレーをたくさんの子どもたちに見てほしいです。
――『あひるの空』の感想を聞かせてください。そしてアニメ化に向けて応援コメントをお願いします。
五十嵐 個性的なキャラクターがそろってますよね。こういう個性のあるキャラクターがBリーグにもどんどん出てきてほしいと思いますし、アニメ化されることで「このキャラクターみたいな選手になりたい」と思ってくれる子どもたちも増えると思います。バスケ界に良い影響を与えてくれることを期待しています。