司令塔の細谷将司、秋田ノーザンハピネッツに移籍「どんな時も全力を」

横浜から秋田へ移籍するポイントガードの細谷 [写真]=B.LEAGUE

 秋田ノーザンハピネッツは6月10日、Bリーグの自由交渉選手リストに公示されていた細谷将司との選手契約合意を発表した。

 細谷は173センチ72キロでポイントガードを本職とする29歳。秦野南が丘高校、関東学院大学を経て、2012年にTGI・Dライズでキャリアを始めた。2014年から兵庫ストークス(現西宮ストークス)、茨城ロボッツでもプレーすると、Bリーグ初年度の2016-17シーズンに横浜ビー・コルセアーズへ移籍。昨季は8試合の先発を含む55試合に出場し、395得点(1試合平均7.2得点)75リバウンド(同1.4リバウンド)121アシスト(同2.2アシスト)をマークした。

 新天地が決まった同選手は、チームの公式HPを通じて「秋田ノーザンハピネッツでプレーできることにワクワクが止まりません!この様な素晴らしい機会を頂けたことに感謝しております。僕らしくアグレッシブにハードにプレーしてチームの勝利の為、最高に熱いブースターの皆さんの為にどんな時も全力を尽くします。今シーズンも秋田ノーザンハピネッツの応援を宜しくお願い致します!」と意気込みを語った。

 また、チームは細谷を「持ち味である機動力と俊敏性を生かした、秋田が求めるプレッシャーディフェンスを体現できる選手。また、オフェンスでは173センチと小柄ながらも、ドライブやアウトサイドシュートなど非常に高い得点能力も魅力です」と評し、「ひた向きな性格と努力でキャリアを積み上げて来た選手であり、PGとして多くの経験を積んでいます。彼がもつ経験と強みが現在の秋田には必要であり、バスケットに打ち込む姿勢は若い選手たちにも良い影響を与えてくれるでしょう。横浜ではキャプテンも務めており、リーダーシップにも期待しています」とつづった。

 なお、秋田はジャスティン・キーナン白濱僚祐長谷川暢中山拓哉の4人との契約継続が決定済み。俊野達彦愛媛オレンジバイキングスへ移籍することも発表されている。

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