三遠ネオフェニックスは8月9日、カイル・バローンとの契約締結を発表した。
現在29歳のバローンは、208センチ113キロのパワーフォワード兼センター。ポーランドのチームでキャリアを始め、2014-15シーズンには栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)でプレーした。Bリーグ初年度から2シーズンにわたって青森ワッツに在籍。2018-19シーズンからベトナム、フィリピンのチームを渡り歩いた。
同選手はチームの公式HPを通じて「再び日本でプレーできることをとても嬉しく思います。三遠ネオフェニックスは素晴らしいと聞いています。ファンの皆さんにお会いできることを楽しみにしています」とコメントした。
また、鹿毛誠一郎ゼネラルマネージャーはバローンについて次のように評価した。
「得点能力が高く、ランニングプレーが得意なビッグマンです。3Pの確率もキャリアを重ねる毎に上がってきており、非常に広い範囲でプレーできる選手です。 昨年はロウサムHCと同じASEAN LEAGUEでプレーしており、対戦相手として非常に嫌な選手だったと聞いています。栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)や青森ワッツでの日本経験があるのも魅力の一つで、日本のバスケットや魅力を他の外国人選手に伝える役割も担ってほしいと思っています。 今季のフェニックスが目指す速い展開からスペーシングを大事にして攻めるバスケットにマッチしてくれる選手です。これで今季の選手が揃いました。 それぞれが特徴を生かしながら、思い切りよくプレーできるチームとなれるように“全心全力”で戦っていきますので、バローン選手とフェニックスの応援を宜しくお願いします」
なお、三遠は寺園脩斗、川嶋勇人、太田敦也、岡田慎吾、ダシルバヒサシ、鈴木達也、菅野翔太、西川貴之、柳川龍之介、北原秀明、デビン・イーバンクス、ジェシー・ゴーバン、バローンの計13人がロースターに名を連ねている。