三遠ネオフェニックス、2人目の外国籍選手は大卒ルーキー…210センチ117キロのビックマン

　三遠ネオフェニックスは8月7日、ジェシー・ゴーバンとの契約締結を発表した。

　ゴーバンは210センチ117キロでセンターを本職とする21歳。ジョージタウン大学で4シーズンプレーし、2018－19シーズンは1試合平均17.5得点7.5リバウンド1.2アシスト1.2ブロックを記録した。同大卒業後はトロント・ラプターズの一員としてNBAサマーリーグ2019に参加し、3試合の出場で平均2.7得点1.3リバウンドを挙げていた。

　三遠でプロキャリアを始める同選手は、チームの公式HPを通じて「三遠ネオフェニックスへ加入することができ、とてもワクワクしていますし、感謝しています。プロとしてのキャリアを日本でスタートできることをとても嬉しく思います。日本へ行く準備は万端です。三遠ネオフェニックスのような素晴らしいチームへ加入するにあたり、ロウサムHCと一緒にできるのをとても楽しみにしています。そして、多くの勝利で成功した1年にしましょう！」とコメントした。

　また、鹿毛誠一郎ゼネラルマネージャーはゴーバンを次のように評価した。

「NCAAの名門ジョージタウン大学で全試合スターティング5を務めたビッグマンです。ジョージタウン大学はビッグマン養成校としても有名で、パトリック・ユーイング氏、ディケンベ・ムトンボ氏、アロンゾ・モーニング氏などNBAで活躍したセンターを輩出した大学でもあります。ロウサムHCの知人で同大学のHCを務めるユーイング氏の推薦もあり、フェニックスに加入してもらう事になりました。210cm、117kgと恵まれた体格を持ちながら、昨シーズンの3P確率が41.2%とアウトサイドでもプレーすることが出来るのが最大の特徴です。もちろんインサイドでも存在感を発揮し、昨年はチーム最多の17.5点と非常に得点能力の高い選手でもあります。ゴーバン選手がインサイドで暴れ、アウトサイドでもディフェンスを引きつけることでイーバンクス選手や太田選手を含めた日本人選手も活かすことが出来ると確信しています。 ルーキーですので元NBA選手でもあるロウサムHCを含めてクラブとして最大限にサポートし、フェニックスで成長してもらい、フェニックスからNBA選手になってほしいと思っています。ブースターの皆さまにもゴーバン選手の活躍、成長を期待して頂き、ホームアリーナでのご声援を宜しくお願い致します」

　なお、三遠はゴーバンのほか、西川貴之、柳川龍之介、北原秀明、デビン・イーバンクスも新戦力としてチームに加わっている。