10月3日、横浜アリーナでB1リーグの2019-20シーズン開幕戦となる「B.LEAGUE OPENING GAME 2019 -B1“THE”GAME-」が行われ、宇都宮ブレックスと川崎ブレイブサンダースが対戦。宇都宮は57―78で今シーズン初戦を黒星でスタートした。
前半を互角の展開で終えた宇都宮だったが、シュート成功率の低さが目立ち後半に失速。21点差での敗北となった。、試合後のメディア対応に応じた比江島慎は「去年とは全然違う激しさがありました」と川崎を称賛した上で、「ノーマークは作れていたし最低限自分たちのバスケットはできていたけどシュートが入りませんでした。それにシュート以前にディフェンスの激しさやルーズボール、リバウンドで負けてしまったと思います」と悔しさを滲ませた。
昨季はシーズン29試合の出場でスタメン出場は7試合のみだったが、今季は開幕からスタメン出場を果たした比江島。この日は5得点2アシストに終わったが、今季はスターティングメンバーとして起用される機会が増えるだろう。「スタートで出る以上は入りを意識しなくては。まずはディフェンスからリズムを掴むことが大切です」と奮起を誓った。
今季は東京五輪前最後のシーズンとなる。宇都宮の一員としてだけでなく、日本代表の一員としても実りあるシーズンとしたいだろう。様々な期待が懸かる中、比江島は「人生で一番大事な一年、大切にして課題をもって戦っていきます」と闘志を燃やした。