2019.10.07
10月3日、横浜アリーナでB1リーグの2019-20シーズン開幕戦となる「B.LEAGUE OPENING GAME 2019 -B1“THE”GAME-」が行われ、川崎ブレイブサンダースと宇都宮ブレックスが対戦した。
川崎は篠山竜青がケガから復帰を果たし、藤井祐眞、熊谷尚也、ニック・ファジーカス、マティアス・カルファニとともにスタメン出場。宇都宮は田臥勇太を先発に起用し、遠藤祐亮、比江島慎、ジェフ・ギブス、ライアン・ロシターもスターティングファイブに名を連ねた。
試合序盤はシュートがなかなか決まらない宇都宮に対し、川崎は相手ディフェンスに苦しむ展開。しかし、開始4分11秒から熊谷の連続4得点で一歩抜けだすと、ファジーカスのフリースロー、藤井のジャンプショットもあり、12-7とリードを奪った。タイムアウト直後に喜多川修平に“4点プレー”を許したものの、藤井が3ポイントを成功。15-13で最初の10分間を終えた。
第2クォーターもロースコアで進み、形勢は変わらず25-24でオフィシャルタイムに突入。追いかける宇都宮は残り4分5秒にギブスのダンクで試合をひっくり返し、渡邉の3ポイントで点差を4点に広げた。しかし、川崎も負けじとファジーカスの連続得点で同点。さらにジョーダン・ヒースのダンクとブザービーターもあり、33-31で試合を折り返した。
第3クォーターは序盤から両チームが得点を重ねていく中、篠山のビッグプレーで川崎が流れを呼びこむ。残り4分22秒にバスケットカウントを奪うと、同3分3秒にはオフェンスリバウンドからレイアップを沈めて47-41。カルファニの3ポイントも飛びだし、54-45とリードを広げた。
第4クォーターは開始2分23秒にヒースが得点を決めると、同2分36秒に藤井の好ディフェンスから大塚裕土が初得点を挙げ、川崎が60-47と点差を2ケタまで拡大。その後も篠山のロング3ポイントやカルファニのアリウープダンクなどで宇都宮を寄せつけず、最終スコア78-57で勝利を収め、白星スタートに成功した。川崎は篠山が19得点、藤井が10得点と、日本人選手が活躍。ファジーカスは20得点14リバウンド、カルファニは10得点12リバウンド、ヒースは8得点12リバウンドと奮闘した。
■試合結果
川崎ブレイブサンダース 78-57 宇都宮ブレックス(@横浜アリーナ)
川崎|15|18|21|24|=78
宇都|13|18|14|12|=57
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