2019.10.04
10月2日、今季のB1リーグ開幕戦を翌日に控えた川崎ブレイブサンダースと宇都宮ブレックスが、試合会場の横浜アリーナで前日練習を実施。併せて両チームによる記者会見が行われた。
公開練習は約15分間公開され、各チームともにシューティングを行っていた。会見には佐藤賢次氏(川崎)、安齋竜三氏(宇都宮)の両ヘッドコーチに加え、選手を代表して宇都宮は田臥勇太と比江島慎、川崎は藤井祐眞とニック・ファジーカスが登壇。それぞれに開幕戦における勝利のポイントを聞くと、宇都宮のメンバーはこう答えた。
「川崎さんはHCが変わり、選手も何人か入れ替わっています。アーリーカップの時も代表選手がいなかったので、どういうチームになっているのか把握できていない部分もあります。ですが、自分たちのバスケットをどれだけできるかにフォーカスしてやれば、勝ちが見えてくると思います」(安齋HC)
「僕らの方がよりチェレンジャーとして挑まなければいけないと思っています。その気持ちをチーム全員で持ち続けて最後まで戦いたいです」(田臥)
「川崎さんは新しいチームになっているので、自分たちの持ち味であるディフェンス、リバウンド、ルーズボールの部分。それを一番に意識してやりたい」(比江島)
Bリーグ初年度のファイナル、そして昨年のチャンピオンシップ(クォーターファイナル)でも宇都宮に敗れた川崎は、「因縁の対決」(佐藤HC)と位置づけている。指揮官は「田臥選手と比江島選手を抑えることです! 」と冗談交じりで答えたが、続けて「今シーズンは『BE READY』というスローガンを掲げています。常に最善の準備をしてコートに立つ前の段階で、いかにいい準備ができるか。そしてコート上では選手全員がフルスロットルでエナジーを出して最後までつないでいく——。ということを40分間できるかどうかだと思います」と分析した。
この意見に対し、藤井も「HCが言ったとおり、常に相手より先に準備して、自分たちから仕掛けることを意識したいです。ブレックスさんよりもタフに、ハードにやり続ける必要があると思います」と同調した。
日本代表としてワールドカップを戦い抜き、開幕前のアーリーカップを欠場したファジーカスは明日の決戦に標準を合わせてきた。試合に向けては「宇都宮さんは選手が大きく変わっていないですし、チャンピオンに匹敵するチームです。宇都宮さんと試合ができるということは「自分たちが今、どの立ち位置にいるのか」がわかる試合でもある。明日は一人ひとりがしっかりと自分の実力を出すことだ大事です」と述べた。
B1の他チームに先立って行われる3日の開幕戦は「B.LEAGUE OPENING GAME 2019 -B1 “the” GAME-」と銘打たれた。4年目のBリーグの盛り上がりを左右するとも言える一戦は、19時5分ティップオフだ。
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