Wリーグファイナルはトヨタ自動車が先勝、馬瓜エブリンが19得点18リバウンドの大活躍

第1戦はトヨタ自動車が制した [写真]=伊藤 大允

 3月20日、国立代々木競技場の第2体育館にて、「Wリーグ プレーオフ ファイナル」が開催。トヨタ自動車アンテロープスがENEOSサンフラワーズとの第1戦に臨んだ。

 先に試合の主導権を握ったのは、トヨタ自動車。馬瓜エブリンや安間志織が得点し、いきなり連続21得点。対するENEOSは開始8分20秒に、藤本愛瑚がようやくチーム初得点をマーク。21-4で最初の10分間を終えた。第2クォータートヨタ自動車は、ENEOSの堅いディフェンスに苦しみ、攻撃が停滞し始める。その間に、点差を詰められ、37-30で試合を折り返した。

両チーム最多の20得点をマークした安間 [写真]=伊藤 大允

 第3クォーターでは、互いに守り合いとなるが、トヨタ自動車は馬瓜エや安間を中心に攻め、53-41で最後の10分間へ。

 最終クォーターでは、宮澤夕貴に2本の3ポイントシュートを許すと、岡本彩也花にも3ポイントシュートを許す。残り5分20秒には、中村優花に得点を許し、55-54と点差は1点に。そして、接戦のまま試合終盤へと突入する。しかし、67-66で迎えた残り15秒に三好がドライブからフリースローを獲得。冷静に2本沈め、69-66とした。直後の攻撃を防ぐと、馬瓜エがフリースローを獲得し、リードを安全圏へ。最終スコア71-66でトヨタ自動車が第1戦を制した。

 勝利したトヨタ自動車は、安間が両チーム最多の20得点をマーク。馬瓜エが19得点、18リバウンドで“ダブルダブル”達成した。

■試合結果
ENEOSサンフラワーズ-トヨタ自動車アンテロープス(@国立代々木競技場 第2体育館)
ENEOS  |4|26|11|25|=66
トヨタ自動車|21|16|16|18|=71

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