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逆転のフリースローを沈めた岡本[写真]=W.LEAGUE
3月14日、Wリーグプレーオフセミファイナル第1戦にて、ENEOSサンフラワーズがデンソーアイリスと対戦した。
試合序盤では髙田真希にバスケットカウントを含む3連続得点を許し、劣勢となる。しかし第1クォーター終盤には立て直し、岡本彩也花と林咲希による3本の3ポイントシュートで詰め寄る。15-16の1点ビハインドで第2クォーターを迎えたが、ここでもなかなかリードが奪い切れずに時間が進む。前半終了間際3点ビハインドの中、石原愛子がブザービーターで3ポイントシュートを沈め、36-36で後半へ。
競った展開が続いていたが、第3クォーターでは流れが一変。髙田、赤穂さくら、赤穂ひまわりに得点を許して一気に劣勢に。48-56の8点ビハインドで最終クォーターを迎えることとなる。
最終クォーターでも髙田の連続得点を許し、残り5分には15点ビハインドを背負う。あとがなくなったENEOSは激しいディフェンスでスティールを量産し、宮崎早織の連続得点で追い上げる。残り12秒に宮崎の3ポイントシュートで71-72の1点差に捕らえると、次の攻撃では岡本がシュートファウルを受けて勢いは最高潮。残り5秒、岡本はキャプテンの意地で見事2本とも決め切り、遂に逆転。そのままENEOSが最終スコア73-72で勝利した。最終クォーターに15点のビハインドを跳ね返したENEOSが、ファイナル進出へ王手をかけた。
■試合結果
ENEOSサンフラワーズ 73-72 デンソーアイリス
ENEOS|15|21|12|25|=73
デンソー|16|20|20|16|=72