日本バスケットボール協会は「バスケットボールで日本を元気に」の理念のもと、日本のバスケファンへ元気を届けるコンテンツを6月27日(土)まで毎週金曜日・土曜日の週2回配信することとなった。第10回は6月13日(土)21時から。今回は、先週の「3×3初心者講座」で学んだ競技の楽しみ方を味わってもらおうと、男女それぞれ1試合をフルゲームでお届け。特に3×3 U23 女子代表が金メダルを獲得した大会での、劇的な勝利について立役者による「見どころ」や「振り返り」コメントに注目だ。
中国で開催された「FIBA 3x3 アジアカップ2019」。男子日本代表は藤髙宗一郎(大阪エヴェッサ)、杉浦佑成(サンロッカーズ渋谷)、小林大祐(茨城ロボッツ)、保岡龍斗(秋田ノーザンハピネッツ)という3×3のプレー経験のあるBリーガー4名で大会に臨んだ。初陣のヨルダン戦を落とした日本は、第2戦でトルクメニスタンと対戦。小林の連続2ポイントシュート、藤髙のインサイドプレーで5点を先行すると、その後も2ポイント攻勢で追い上げを許さず21-14でノックアウト勝利。大会初勝利を挙げて決勝トーナメントへ進出したが、同トーナメント初戦ではオーストラリアに及ばずベスト8敗退となった。
「FIBA 3×3 U23 ワールドカップ2019」で見事世界一に輝いた女子日本代表。戦い抜いた計7試合の中でも、予選第2戦のイタリアとの一戦は最後まで行方が分からない激闘だった。先手を取ったのは日本。山本麻衣(トヨタ自動車アンテロープス)の2ポイントで先制し、開始2分間で7-3とする。しかし、そこから反撃に遭いリードを奪われると、中盤以降は追う展開が続く。それでも試合終盤、西岡里紗(三菱電機コアラーズ)の2ポイント、山本のドライブが決まって19-19。イタリアに20点目を与えたが、残り32秒に山本のアシストからフリーになった西岡が2ポイントを決め切り、試合に終止符を打った。
※選手の所属は2019-20シーズンのもの
■配信/JBA公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC6yI_Ev0RGKUh0JzhdRdaZw
■第10回:6月13日(土)21:00~21:50(予定)
<予定内容>
・FIBA 3×3 アジアカップ2019『日本vsトルクメニスタン』
・FIBA 3×3 U23 ワールドカップ2019『日本vsイタリア』
※小林大祐(茨城ロボッツ)、保岡龍斗(秋田ノーザンハピネッツ)、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)、西岡里紗(三菱電機)、山本麻衣(トヨタ自動車)、各選手コメントあり