1月6日、さいたまスーパーアリーナで「第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンド(男女準々決勝~決勝)の男子準決勝第1試合が行われ、千葉ジェッツと京都ハンナリーズが対決した。
得点源の富樫勇樹を欠く千葉だが、キャプテンの小野龍猛が5連続得点を挙げてチームに勢いをもたらすと、6選手が得点するバランスの良さを見せ付けて京都を圧倒。永吉佑也や晴山ケビンが加点した京都だったが、千葉のディフェンスを突破できず、第1クォーターは27-11と千葉が16点をリード。第2クォーターに入って、京都は少し点差を縮めていったものの、前半は50-27と千葉がリードを23点に広げていった。
後半に入っても、千葉の勢いは増すばかり。第3クォーター残り7分40秒に西村文男の3ポイントシュートが決まり、60-29と点差は31点に開いていく。京都は永吉をはじめ、ジュリアン・マブンガやジョシュア・スミスらが応戦するも、次第にフラストレーションをためてしまい、悪循環に陥っていく。
結局、試合は63-100で千葉が快勝。2年連続の決勝進出を果たし、2連覇へ王手をかけた。千葉はチーム全体で26アシストを記録し、5選手が2ケタ得点を挙げるオフェンスで京都に的を絞らせなかった。一方の京都は、準決勝進出を果たしたまではよかったが、悔しい敗戦となった。
【試合結果】
京都ハンナリーズ 63-100 千葉ジェッツ(@さいたまスーパーアリーナ)
京都 |11|16|17|19|=63
千葉 |27|23|26|24|=100