1月11日、さいたまスーパーアリーナにて「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」の準決勝が行われ、川崎ブレイブサンダースが宇都宮ブレックスと対戦した。
試合の主導権を握ったのは、川崎。ジョーダン・ヒースが第1クォーターから2本の3ポイントシュートを含む計10得点をマーク。第1クォーターを15-10で終えた。第2クォーターは、ヒースの3ポイントシュートで先制すると、辻直人とニック・ファジーカスも続き、9-0のランを作り上げ、開始3分41秒時点で24-13とした。その後も、ヒースや熊谷尚也が得点し、37-24で試合を折り返した。
第3クォーターも開始19秒の辻の3ポイントシュートで先制。ヒースも3ポイントシュートで続きリードを広げる。宇都宮も渡邉裕規の3ポイントシュートやライアン・ロシターを中心に反撃を試みるも、タイムアウトできっちりと立て直し、大塚裕土の“4点プレー”で再度立て直し、62-43で最終クォーターへ。最終クォーター開始23秒からロシターに連続得点を許したものの、ファジーカスがきっちりと決め返し流れを渡さない。そして、開始2分17秒に長谷川技が3ポイントシュートを沈め、67-47と20点差をマークすると、そのままリードを広げ、最終スコア82-61で試合終了。川崎がサンロッカーズ渋谷の待つ決勝戦へ駒を進めた。
■試合結果
川崎ブレイブサンダース 82-61 宇都宮ブレックス
川 崎|15|22|25|20|=82
宇都宮|10|14|19|18|=61