デンソーの大黒柱・髙田真希、29得点15リバウンド6アシストの大活躍でチームを勝利へ導く

髙田は得点、リバウンドに加えアシストでも両軍最多タイの数字を残した[写真]=兼子慎一郎

 1月11日、さいたまスーパーアリーナで「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」のファイナルラウンド女子準々決勝第1試合が行われ、デンソー アイリスがトヨタ紡織 サンシャインラビッツと対戦。試合は第1クォーター終了時点で12-21と出鼻をくじかれたが、第2クォーターから巻き返し、最終スコア78-69で勝利を収めた。

 試合後、インタビューに応じたキャプテンの髙田真希は、立ちあがりについてこう振り返った。「相手のプレーに対してしっかりアジャストしながら自分も駆け引きして、後半につなぐことができました」。自身としても「負けたら終わりですし、やはり勝たなきゃいけない」と意気込み、第2クォーターでは1人で12得点をマーク。試合をとおして両チーム最多の29得点15リバウンドに加え、6アシストという数字を残しチームを準決勝へ導いた。また、その活躍の裏では小嶋裕二三ヘッドコーチから「インサイドで有利になる分、そこを狙いすぎてしまう。しっかりスペースを取りながらパスを回して、自分たちの役割を果たしながらインサイドを狙え」という指示があったと明かした。

 ベスト4進出を果たしたデンソーは12日、2年連続となる決勝進出を懸けトヨタ自動車 アンテロープスと対戦する。

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