宇都宮ブレックスが関東アーリーカップ初制覇! アルバルク東京の3連覇を阻止

2連覇中のA東京に4点差で競り勝った宇都宮[写真]=B.LEAGUE

 9月16日、船橋アリーナで「B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANTO」決勝戦が行われ、宇都宮ブレックスと大会3連覇を狙うアルバルク東京が対戦した。

 試合序盤はやや重い展開となるが、A東京が4点を先行。残り3分で9-16としたが、終盤は宇都宮がライアン・ロシター鵤誠司の得点で追いあげ、16-20で第1クォーターを終えた。

 第2クォーターはザック・バランスキーの3ポイントでスタート。宇都宮は開始1分40秒から橋本晃佑ジェフ・ギブスの3ポイントで対抗し、残り4分17秒に同点とする。しかし、A東京はすぐさまバランスキーの得点でリードを奪うと、須田侑太郎が攻守で存在感を発揮し、31-40と抜けだしてハーフタイムへ。

 第3クォーター序盤、A東京は小島元基の活躍でリードを14点に拡大。これ以上引き離されたくない宇都宮は、ジェフ・ギブスライアン・ロシターの得点で徐々に差を詰める。53-67で第4クォーターへ突入した。

 最後の10分間は開始1分55秒からギブスの連続3ポイントが決まり、64-72。さらにはロシター、比江島慎の長距離砲も飛びだして宇都宮が2点ビハインドまで一気に追いあげてオフィシャルタイムアウトへ。その後は手に汗握る展開となり、試合終了残り53秒で78-78。同10秒、最後は渡邉裕規が勝利を大きく手繰り寄せるジャンプショットを沈め、宇都宮が最終スコア82-78で優勝を決めた。

■試合結果
宇都宮ブレックス 82-78 アルバルク東京
宇都宮|16|15|22|29|=82
A東京|20|20|27|11|=78

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