三遠ネオフェニックスvs千葉ジェッツは、ガード陣の攻防に注目!

三遠ネオフェニックスvs千葉ジェッツ(@豊橋市総合体育館)
第1戦:1月25日17時5分 第2戦:26日14時5分

 昨年10月の開幕戦から16連敗を喫した三遠ネオフェニックス。それでも12月7日のレバンガ北海道戦で今シーズン初勝利を挙げると、12月はその後、2つの白星を増やして3勝とした。しかし、2020年でスタートダッシュを切りたい三遠だったが、1月は4連敗。競った試合を落とすなど苦しんでいる。

 特に前節のシーホース三河戦では、インサイドとアウトサイドでボールが良く回った前半は寺園脩斗ヴィアチェスラフ・クラフツォフらの活躍で4点のリードを奪ったものの、第3クォーターを終えて1点差に詰め寄られてしまう。すると第4クォーターでは三河のインサイド陣に得点を許し、加えて自らのミスも影響して逆転負け。最後は74―78と4点差での惜敗となった。

 何とか連敗を脱出したい三遠。第19節では東地区4位でここまで20勝10敗の千葉ジェッツと対戦する。千葉は、前節のレバンガ北海道戦を第1クォーターから圧倒すると、第3クォーターでは富樫勇樹ギャビン・エドワーズらが活躍。さらにリードを広げて最後は84―71と13点差を付けて快勝している。試合では、エドワーズの30得点に加えてポイントガードの富樫が3ポイントシュート4本を含む20得点。アシストでも11本をマークし攻撃をけん引した。

 昨年の12月29日から5連勝中の千葉。1月はアルバルク東京に連勝すると、秋田ノーザンハピネッツには21点差の勝利、そして前節の北海道戦と、勢いに乗っているチームといえるだろう。

 三遠は上手さと速さ、勝負強さを持つ千葉の司令塔・富樫を抑えることができるか。対する三遠のガード・寺園もスピードが持ち味でテクニックにも優れる選手だけに、両選手のマッチアップは激しいものとなりそうだ。

 また、三遠は、福岡第一高校(福岡県)をインターハイ、ウインターカップの2大会で優勝に導いた河村勇輝が特別指定選手として入団。第19節から出場が可能になり、高校界を席巻した超高速ガードのプレーにも注目が集まる。

■ロースター
・三遠(ヘッドコーチ:河内修斗)
ロバート・ドジャー
デビン・イーバンクス※インジュアリーリスト
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明
太田敦也
柳川龍之介
岡田慎吾
ダシルバヒサシ
西川貴之
鈴木達也
菅野翔太
ミッケル・グラッドネス
ヴィアチェスラフ・クラフツォフ
河村勇輝※特別指定

・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
コー・フリッピン
田口成浩
晴山ケビン
大宮宏正
ニック・メイヨ
西村文男
大倉颯太※特別指定
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
原修太
小野龍猛

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