8連勝中の相手を迎え撃つ島根スサノオマジック、連敗脱出へは徹底した守備と積極性がカギ

島根スサノオマジックvs千葉ジェッツ(@松江市総合体育館)
第1戦:1月31日18時30分 第2戦:2月1日 13時30分

 島根スサノオマジックマジックは、1月27日にアソシエイトコーチに就任した河合竜児氏が前節の指揮を執ったが、京都ハンナリーズに敗れて5連敗。第1クォーターの10点ビハインドが最後まで響いた。最終スコアは88-95。年明け以降、80点を越えなかったオフェンスは一旦解消されたが、ブライアン・クウェリロバート・カーターの2人で計58得点と外国籍選手に偏った印象は否めない。この試合では佐藤公威が日本人唯一の2ケタ得点を記録した島根に対し、京都は中村太地が佐藤を上回る14得点、松井啓十郎が21得点と結果を残した。ターンオーバーを7個にとどめているだけに、連敗脱出へは40分間集中を切らさない守備と、日本人選手のアグレッシブな姿勢が不可欠となるだろう。

 中1日でホームでの試合を迎える島根の相手は、現在8連勝と波に乗る千葉ジェッツ。前節は勝率で並んでいたサンロッカーズ渋谷をホームで退けた。ジョシュ・ダンカンは第2クォーターで13得点、第4クォーターで10得点の計26得点をマーク。その活躍もあり、ペイント内の得点で44-30と差をつけ、点差を詰められた場面でもダンカン、コー・フリッピンらの得点で引き離した。ベンドラメ礼生を2得点に抑えた一方で、富樫勇樹が11得点9アシストとしっかり結果を残したことも勝因と言える。

 千葉と島根は今シーズンすでに第6節で戦っており、2試合とも千葉が制した。同節の第1戦では最終的に12点差で勝利したものの、第1クォーターで15-24と主導権を握られた千葉。前回の反省も踏まえ、まずは試合の入りに注意して臨むことが重要。堅い守備で司令塔・北川弘の自由を奪って試合を優位に運びたい。前節の第2戦で5試合ぶりとなる2ケタ得点を挙げて活躍した、フリッピンのパフォーマンスにも注目だ。

■ロースター
・島根(ヘッドコーチ:鈴木裕紀※職務停止中)
佐藤公威
後藤翔平
ロバート・カーター
山下泰弘
北川弘
坂田央
阿部諒
相馬卓弥
納見悠仁※特別指定
大﨑翔太※特別指定
安部潤
ドゥワン・サマーズ
ブライアン・クウェリ
頓宮裕人
神里和

・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
コー・フリッピン
田口成浩
晴山ケビン
大宮宏正
ニック・メイヨ
西村文男
大倉颯太※特別指定
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
原修太
小野龍猛

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