レバンガ北海道の松島良豪、今季限りでの引退を発表「大学院進学を目指し、指導者の道を歩む」

今シーズン限りでの引退を決断した28歳の松島[写真]=B.LEAGUE

 レバンガ北海道は2月4日、松島良豪が今シーズンをもって現役選手としての活動を終え、引退することを決断したと発表した。

 沖縄県出身で3日に28歳の誕生日を迎えた松島は、185センチ78キロのポイントガード。2015年に兵庫ストークス(現西宮ストークス)から北海道へ移籍し、在籍5シーズン目の今季は、ここまで34試合の出場で97得点(1試合平均2.9得点)115アシスト(同3.4アシスト)を記録している。

 突然の引退表明をしたポイントガードは、北海道の公式HPをとおして以下のメッセージを送った。

「このたびは、突然のご報告となり申し訳ありません。私事ではありますが、今シーズン限りで引退することを決意いたしました。理由としては、指導者の道を歩みたいという想いがずっとありまして、指導者になるためにはこのタイミングが一番よいと判断しました。今後は指導者としての道を歩むべく勉学に励みたいと考えており、今シーズン終了後の大学院進学を目指し、先日合格することができました。そのことで、外部からの憶測等で誤解を生むことなく、自分の言葉で、いつも応援してくださる皆さんに伝えたかったので、このタイミングでの発表とさせていただきました。詳しくは明日の記者会見でお話しさせていただきます。残りのシーズンもレバンガ北海道の応援を引き続きよろしくお願いいたします。」

 また、チームは松島の引退に関して「2015-16シーズンにレバンガ北海道へ加入して今季で5シーズン目、昨季はBリーグでの1試合最多アシスト数18を記録し、オフコートでもファンの方に楽しんでいただけるよう積極的に取り組むプロ選手を体現した姿勢やエンターテイナーとしての資質など、まだまだこれからが楽しみな選手ですが、このたび本人の意思を尊重し、このタイミングで発表させていただくこととなりました」とコメントしている。

モバイルバージョンを終了