琉球ゴールデンキングスは13日、岸本隆一が厚生労働省に難病指定されている潰瘍性大腸炎と診断されたと発表した。
岸本は、2月15日に行われた秋田ノーザンハピネッツ戦を最後に欠場。クラブによると3月に下血、貧血、頭痛の症状があり、体調不良を自覚したという。その後4月上旬に病院で診察を受けたところ、潰瘍性大腸炎との診断を受けて入院したが、薬物治療を受けて症状が改善され、10日間ほどで退院。現在は軽度の運動をはじめており、担当医から順調に回復すればプロレベルでのプレーも問題ないと伝えられたという。
同選手はクラブ公式HPで以下のとおりコメントしている。
「まず初めに、多くのご心配をおかけしますことをお詫び申し上げます。
いつも応援して頂いている皆様にご報告があります。3月頃から体調の異変を感じ、4月に入り病院を受診したところ、潰瘍性大腸炎と診断されました。診断後に入院をし、体調も日に日に良くなっていき10日間程で退院することができ、トレーニングを再開できる程に回復しております。
診断を聞いた時は動揺しましたが、素晴らしい医療スタッフの治療や家族の支えもあって現在ではいつも通りの生活をおくれています。
僕自身がプレーをすることによって、今までより多くの方に夢や希望、生きていく上での活力を与える存在になっていけたらと思っています。勝負にこだわる事はもちろんですが、応援してくれる方々の喜ぶ姿や、誰かにとっての明るい未来になる事が、僕がプレーする理由です。体調を整え、皆様と会える日を楽しみにしております」