ファンのWEB投票とSNS投票によって選ばれる「B.LEAGUE 2019-20 Tough Shot of The Year」は、石井講祐(サンロッカーズ渋谷)が第7節に決めたショットが受賞した。
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11月3日に行われたB1リーグ第7節シーホース三河戦の第2戦、第4クォーターで6度のリードチェンジが起きる激しいゲーム展開の中、試合時間残り13秒で迎えたSR渋谷のオフェンス。88-89と1点を追う状況でベンドラメ礼生のシュートが外れるも、オフェンスリバウンドからボールをつなぎ、最後は石井が3ポイントのブザービーターで劇的勝利をもたらした。受賞が発表された「B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20」終了後、本人に受賞の喜びを聞くとともに新天地で迎えたシーズンを振り返ってもらった。
インタビュー・文=峯嵜俊太郎
写真=B.LEAGUE
――ファンによるWEB投票、SNS投票によりベストタフショット賞を受賞しました。
石井 今回のシュートで獲れなかったらもう獲れない可能性があると思っていたので、素直にうれしいです。
――受賞できるのではないか、という手応えはありましたか?
石井 11月にあのショットを決めた直後は考えていませんでしたが、シーズンが進むにつれて「これはちょっと行けるんじゃないか」と思いましたね(笑)。ノミネートはされるかなと思っていました。
――SR渋谷のチームメートに加え、昨シーズンまで所属していた千葉ジェッツの富樫勇樹選手や田口成浩選手も、石井選手への投票を促すツイートをしていました。
石井 チームメート以外の選手からの援護射撃もすごく多くて、ありがたかったです。イートンさん(伊藤俊亮/元千葉ほか)も投票しやすいシステムを作ってくれたり。今回の受賞は周りの方の援護射撃のおかげと思っています。
――シュートを振り返って、1点ビハインドの場面でチームとしてはベンドラメ選手かライアン・ケリー選手で攻めるという狙いだったそうですが、石井選手自身はどのような心境でラストプレーに臨んだのでしょうか?
石井 いつでもシュートを打つ準備はしておこうと思ってコートに入りました。礼生とライアンのところで行くというのは決まっていたんですけど、ディフェンスがどう動くかはわからないので、きっとチャンスはあるだろうなと思っていました。
――ボールが回ってきた瞬間、ギリギリのタイミングでしたが、しっかりとフェイクでディフェンスをかわしてシュートを打ち切りました。あの土壇場で冷静さを保てた理由を教えてください。
石井 ずっとああいう場面でシュートを打ちたい、決めたいと思っていました。そうやってずっとああいう場面を想定して、心の準備ができていたことが、落ち着いてプレーできたひとつの要因じゃないかと思っています。
――昨年7月、千葉との契約満了に伴いSR渋谷に移籍しました。新天地で臨んだシーズンはどのような1年でしたか?
石井 僕以外にも新しく加入した選手が多かったので、「新しいサンロッカーズ渋谷のスタイルを作る」ことに、みんながプライドを持って取り組めたシーズンだったと思います。リーグ全体に「SR渋谷はこういうチームだ」というメッセージやインパクトをある程度残せたと思うので、そこに関しては手応えのあるシーズンでした。
――石井選手は右足関節ねんざにより11月から12月末まで離脱。12月はチームも不調でした。
石井 Bリーグになってから、長期欠場するのは初めてでした。チームが不調の中、自分がコートで貢献できないのは歯がゆかったです。けれど「チーム一丸となって戦おう」というミーティングを繰り返して、選手一人ひとりが責任感を持って、みんなでもがいて、何とか乗り越えることができたので、あの時期はチームの成長に必要な要素だったのかなと思っています。
――東地区4位ながら、Bリーグ全体では勝率5位タイ。今シーズンの成績をどのように捉えていますか?
石井 悪くはないと思いますが、プレーしていた身としては「もうちょっと上に行けた」という感触もあります。細かい部分のミスで勝てる試合を落としたことも何度かありますし、チームの成熟度という面でもう少し伸びしろがあると思っています。
――以前のインタビューで学生の頃からG-SHOCKを愛用されていると言っていましたが、どんなところが気に入っているのでしょか?
石井 G-SHOCKは今回頂いたものと合わせて4本持っているのですが、どんな服装にも合う着けやすさが気に入っています。「すごく使いやすい」という印象を学生の頃から持っていますね。
――今回贈呈されたG-SHOCKの印象はいかがですか?
石井 僕が今まで持っていたものとはまた印象が違って、カチッとしたカッコよさがありますね。手にした感じでも程よい重量感があって、すごく高級感のあるデザインでカッコいいと思います。スーツにも合うと思いますし、パーティーとかフォーマルな場面でも着けられるなという印象です。
――現在外出が制限される生活が続いていますが、石井選手は日々をどのように過ごしていますか?
石井 午前中は起きたらヨガやストレッチ、ケガをしていた足首のリハビリをして。午後は子どもと散歩に行ったり、家族と時間を過ごします。あとは、1日の中で「今日はこれをやろう」ということを何でもいいので決めて、実行するようにしています。日々の中で「これはできてきたな、成長したな」と少しでも実感できるようにしておいた方がメンタルにいいと思うので。そのために事前にスケジュールを立てたりもしています。
――4月からは『note』での発信にもチャレンジされていますが、始めた狙いと今後の展望を教えてください。
石井 もともと自分が学んできたことを発信したいなとは思っていました。今はこういう状況ですけど、逆に考えれば自分の考えが皆さんのもとに届きやすい状況とも取れますし、自分自身のキャリアの棚卸しというか、改めて見つめ直すことにもこの時間を使えると思ったのが始めたきっかけです。今後は自分自身のフィジカルとメンタル両方のトレーニングを深堀りした記事なども発信していければいいなと思っています。
――個人的には「出来事にはプラスとマイナスが同じ数だけある」という投稿が印象的でした。あらためて、石井選手はこの状況下でどのようなことをプラスに捉えていますか?
石井 これは僕個人だけに限っての話なんですけど、ケガをしていた部分をしっかり治せる時間があるのと、家族との時間がたくさん取れるということ。あとはnoteの発信もそうですが、この期間にアスリートの新たな価値を発見できるんじゃないかと思っていて、そういう新しい何かを模索できることはプラスに捉えています。
――最後にファン・ブースターへのメッセージと来シーズンへの意気込みをお願いします。
石井 今シーズンは無観客試合も経験して、日頃ブースターの皆さんがいる会場でプレーできていることが、どれだけありがたいかを肌で感じました。来シーズン、試合が開催できた時は、またいいプレーを見せて皆さんと一緒に盛り上がることができればと思いますので、開幕を楽しみにしていてください。
絶対強度と絶対精度を追求し続けるMR-Gから、G-SHOCK初となるデュラソフトバンド(フッ素ラバー)を採用したモデルが登場。
腕にしっとりとなじむ、柔らかく肌触りのよい質感を持ちながら、樹脂バンドをはるかに上回る耐久性を備えた高機能素材に、古来より強さの象徴とされてきた毘沙門天の甲冑に使用されている「毘沙門亀甲」を施し、唯一無二の強さと美しさ、今までにない装着感を同時に実現。チタンケースとの異素材融合により、革新の機能美に仕上がっています。
さらに、Bluetooth®、GPS衛星電波、標準電波に対応した時刻修正システムなど、独自のテクノロジーを駆使した先進の実用機能も数多く搭載。
素材、構造、機能。すべてに妥協のないこだわりを。新たな強さ、新たな装いを纏ったG-SHOCK最高峰モデルです。
<仕様・機能>
●耐衝撃構造
●タフソーラー(ソーラー充電システム)
●耐磁時計(JIS1種)
●20気圧防水機能
●GPS電波受信機能:自動受信(時刻受信、最大1回/日)/手動受信(位置受信、時刻受信)
●標準電波受信機能:自動受信(最大6回/日)(中国電波は最大5回/日) <日本>受信電波:JJY、周波数:40kHz/60kHz(福島/九州両局対応モデル) <北米地域>受信電波:WWVB、周波数:60kHz <ヨーロッパ地域>受信電波:MSF/DCF77、周波数:60kHz/77.5kHz <中国>受信電波:BPC、周波数:68.5kHz ※ホームタイム設定を標準電波受信可能な都市に設定すると、都市に合わせた局を受信します。尚、時差は設定された都市またはタイムゾーンによって設定されます。
●モバイルリンク機能(対応携帯電話とのBluetooth®通信による機能連動)
●針位置自動補正機能
●ワールドタイム:世界39都市(39タイムゾーン、サマータイム設定機能付き)+UTC(協定世界時)の時刻表示、ホームタイムの都市入替機能 ※スパートフォントの連携により更新される場合があります。
●ストップウオッチ(1/100秒、24時間計)
●タイマー(セット単位:1分、最大セット24時間、1秒単位で計測)
●時刻アラーム
●バッテリー充電警告機能
●パワーセービング機能(暗所では一定時間が経過すると運針を停止して節電します)
●日付・曜日表示
●フルオートカレンダー
●LEDライト(スーパーイルミネーター、残照機能付き)
●フル充電時からソーラー発電無しの状態での駆動時間
機能仕様の場合:約6カ月
パワーセービング状態の場合:約23カ月
<サイズ(H×W×D)>
54.7×49.8×16.9mm
<質量>
139g
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