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Bリーグは9日、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20」をオンラインで開催し、サンロッカーズ渋谷の石井講祐がベストタフショット賞を受賞した。
今回受賞したショットは、シーホース三河との第7節第2戦に沈めた値千金の3ポイントシュート。88-89で迎えた試合終了残り1秒で3ポイントシュートをねじ込み、91-88で逆転勝利を収めた。
「B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20」終了後、記者会見を行った石井は、「今回のショットで獲れなかったら一生獲れないと思っていたので、獲ることができて素直にうれしいです」と喜びを表現した。
「この賞を獲った意義をどのように感じているか」という問いに対しては、「試合を決める重要なシーンでコートに立たせてもらえることや、あのようなチャンスをもらえたことは自分の中で大きなこと。結果的に入ったのは良かったですが、あのシュートを打てたことが自分にとって意義があります」とコメントした。
昨シーズンはベスト3ポイント成功率賞、そして今シーズンはベストタフショット賞を受賞した石井。「次に狙う賞は?」という質問には、「年間王者を狙います」と力強く答え、「個人としてはベストディフェンダー賞」と抱負を語った。
石井は今シーズン、24試合に出場し191得点(平均8.0得点)40アシスト(同1.7アシスト)を記録。得意の3ポイントシュートは46.3%を誇り、スティールは30を数えた。
自身のスタッツについて問われると、「数字についてはシーズン当初目標としていたところをクリアできたので満足していますが、平均得点はもう少し伸ばせたと思うので、来シーズンは2ケタを目指して頑張りたい」と答えた。
また、「新たなメンバーと新しいバスケットスタイルを確立する上で、切磋琢磨して、渋谷のスタイルを確立することができました。そういう意味では新たなものを作る過程を楽しめたシーズンでした」とシーズンを振り返った。