アルバルク東京は17日、伊藤拓摩テクニカルアドバイザーが8月末で退団すると発表した。伊藤氏はBリーグへの新規参入を目指すジャパネットグループが立ち上げる新会社で、ゼネラルマネージャーに就任することが決定しているという。
同氏は現在38歳で、2009年にトヨタ自動車アルバルク(現A東京)のアシスタントコーチに就任。2015年からヘッドコーチを務め、Bリーグ初年度の2016年は44勝16敗で東地区2位の成績を残し、チームをセミファイナル進出まで導いた。同年をもってHCを退任し、その後テクニカルアドバイザーとして活動。2018年10月からNBAGリーグのテキサス・レジェンズでコーチ研修を行っている。
退団にあたって、同氏はクラブ公式HPを通じて以下のコメントを発表している。
「アルバルク東京のファン・ブースターの皆様、ならびに関係者の皆様、11年間大変お世話になりました。アルバルクで過ごした 11年間を振り返りますとアシスタントコーチ、ヘッドコーチ、そしてアメリカ研修という貴重な経験をさせていただき、コーチとしても、1人の人間としても成長できる様々な機会をいただきました。
アシスタントコーチ時代からヘッドコーチ、そしてアメリカでの研修中も常に多大なるサポートをいただいたことを心から感謝しております。11年間、素晴らしい選手たち、コーチ陣、チームスタッフ、フロントの皆さまと一緒にお仕事をさせていただいたことは人生の宝であり、これからも私の心の特別な場所で輝き続けます。11年間、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
長崎ではアルバルクで学んだことを活かし、アルバルクとともにバスケットボール界をけん引できるようなチームを目指していきたいと思っております。11年間、お世話になりましたアルバルクを離れるのは寂しい気持ちでいっぱいですが、今後はバスケットボールを愛する同志、そして日本のバスケットボール界を盛り上げる同志として、これからも同志としてお付き合いさせていただければうれしいかぎりです。
最後になりましたが、アルバルク東京のますますの発展を心より祈っております。ありがとうございました」