川崎ブレイブサンダースは20日、ホームゲームのチケット販売に価格変動制の「ダイナミックプライシング」を導入すると発表した。今シーズン予定されている全30試合の全席種が対象となる。
ダイナミックプライシングは、試合日程、席種、対戦カード、実施イベントなどのデータを基に試合ごとの需要予測を行い、需要に応じたチケット価格の変更を行うことで、ニーズに応じた適正価格で販売を行う仕組みを指す。価格は需要と供給によって決定されるため、価格が変更されるタイミングは不定期なうえ、一日に数回変更されることもあるという。また、極端に価格が上下しないよう、各席種ごとに上下限が設定されている。
クラブは「会場での観戦が可能となった場合を想定してのお知らせ」としており、座席やチケットの販売方法は、今後の感染症の流行状況などによって変更する可能性があるとしている。