2020.08.17

気迫溢れるプレーでTeam Actionを勝利に導いた篠山竜青「このイベントを第一歩として日本のバスケット界がもっと一つになれるよう」

日本代表のキャプテンを務める篠山 [写真]=JBA
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 8月16日に、国立代々木競技場 第1体育館にて『BASKETBALL ACTION 2020 SHOWCASE』が開催。5人制の試合に、男子日本代表の篠山竜青川崎ブレイブサンダース)が出場した。

 昨季のBリーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、レギュラーシーズン中止を余儀なくされた。試合後にメディアの取材に応じた篠山は、シーズン終了後も「練習施設が使えないのが当たり前という状況が2カ月、3カ月と続いた」と明かした。続けて「その中でも、しっかりとラマスヘッドコーチの下でまとまって、ケガしないためにも、少しでも見てくれる人に何か感じてもらえるように、本当にまじめに準備して、真剣なぶつかり合いをお見せすることができたと思うので、そこに関してはすごくほっとしています」と胸を撫で下ろした。

「このイベントを第一歩として日本のバスケット界がもっともっと一つになれるように、車いすバスケもそうですし、デフバスケットとかいろいろなカテゴリがありますので、まだまだ一つになって、いろいろなことができるようになればいいなと、今日あらためて思いました」

アイザイア・マーフィーとマッチアップした篠山(右)[写真]=JBA

 篠山は、Team Actionとして出場。比較的年齢が若いチームで構成されたTeam Powerの印象について問われると「若くて本当にうまい選手がどんどん出てきているので、自分自身も刺激をもらいます」と語った。また、今季から広島ドラゴンフライズでプレーするアイザイア・マーフィーとマッチアップした感想について問われると「マーフィー選手に関しては、広島で主力として活躍するんじゃないかなと今日やってみて思いました。あらためてちゃんとスカウティングしてBリーグの試合に臨まないといけないと思います。要注意人物の一人になったんじゃないかなと感じます」と評価した。

 今季のBリーグでは、三遠ネオフェニックスに加入したサーディ・ラベナ信州ブレイブウォリアーズのヤン・ジェミンなど多様なスタイルのガードがプレーする。これについては「ルールの変更で外国籍選手のポイントガードやシューティングガード、スモールフォワードとのマッチアップが増えることはすごくいい刺激になると思います。その中で、マーフィー選手やアヴィ(シェーファーアヴィ幸樹シーホース三河)といったアメリカの大学で挑戦していた選手がBリーグに戻ってきて活躍するとか、いい循環が生まれるのかなと思って、すごく楽しみにしています」と期待を寄せた。

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