2021.03.11
8月7日に日本バスケットボール協会は「2020年度日本代表チーム 日本代表候補選手」を発表した。発表された23名のうち、Bリーグに所属する選手は19名。いずれ劣らぬ実力者が名を連ねた。本稿では日本代表候補に選ばれたBリーガー19名の2019-20シーズンのスタッツをまとめ、各項目ごとのトップ10をランキング形式で掲載。第2回は、昨シーズンの「1試合平均アシスト数」のランキングを紹介する。
日本代表候補Bリーガー
2019-20シーズン 1試合平均アシスト数 トップ10
1位:富樫勇樹/千葉 6.5アシスト(259アシスト)
2位:田中大貴/A東京 4.8アシスト(189アシスト)
3位:ベンドラメ礼生/SR渋谷 4.8アシスト(195アシスト)
4位:篠山竜青/川崎 4.7アシスト(128アシスト)
5位:安藤誓哉/A東京 4.4アシスト(180アシスト)
6位:ライアン・ロシター/宇都宮 4.3アシスト(170アシスト)
7位:辻直人/川崎 3.7アシスト(128アシスト)
8位:比江島慎/宇都宮 3.5アシスト(138アシスト)
9位:安藤周人/名古屋D 2.5アシスト(97アシスト)
10位:ギャビン・エドワーズ/千葉 2.3アシスト(72アシスト)
※()内は総アシスト数
トップに輝いたのは昨シーズンのアシスト王に輝いた千葉ジェッツの富樫勇樹。1試合平均得点でも帰化選手を除く日本国籍選手としては最高の数字を記録した富樫が、アシストでも好成績を残した。2位にはアルバルク東京の万能型エースである田中大貴が続いた。昨シーズンは4年連続のベスト5に加え、リーグMVPも受賞。ゲームをクリエイトする能力に長け、昨年は日本代表の試合でポイントガードとして起用される機会もあった。
3位に入ったのはサンロッカーズ渋谷のベンドラメ礼生。昨年のワールドカップでは惜しくもメンバー入りを逃すが、シーズンが始まるとキャプテンとしてチームを天皇杯優勝に導き、自身は大会MVPを受賞。リーグでも3シーズンぶりの勝ち越しを決めたチームの中で、中心的な役割を担った。4位には川崎ブレイブサンダースの篠山竜青がランクイン。昨シーズンは負傷離脱がありながらも27試合に出場し、得点でも平均8.3得点を記録するなど存在感を示した。
5位に入った安藤誓哉はアルバルク東京の司令塔。昨シーズンはもう一人の司令塔である小島元基が負傷離脱したことで、序盤戦は唯一のポイントガード登録選手として奮闘した。今季からはキャプテンに就任し、コート内外でさらに存在感を高めることが期待される。6位以下には、ライアン・ロシターやギャビン・エドワーズといったインサイドの選手もランクイン。そのほか、辻直人や比江島慎、安藤周人らもトップ10入りを果たした。
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