■レバンガ北海道 vs 滋賀レイクスターズ（＠北海きたえーる）
第1戦：10月24日16時5分 第2戦：10月25日14時5分
前節、100点ゲームで快勝したレバンガ北海道と、敗れはしたが最後まで戦う姿勢を見せた滋賀レイクスターズが対戦。東地区8位と西地区6位のチームにとって、上位戦線を目指すためにも落とせないゲームだ。
今週水曜日に北海道は秋田を相手に、7人が2桁得点をマーク。チームアシスト27を記録して、今季ホーム初勝利を飾った。粘り強い守備からボール際で競り勝ち、攻撃ではペイントアタック、さらにはそこを突いてからパスを散らすなど、16本の3ポイントシュートを浴びせた。過去2戦、振るわなかったガードのジョーダン・テイラーもミスはあったが、12得点と復調の兆しを感じさせる。
一方、滋賀は琉球の前に序盤の出来が響いてしまった。リバウンドの弱さが目立ち、さらにはジョナサン・オクテウスが21得点、ジョーダン・ハミルトンが25得点と気を吐いた姿と対照的に、日本人選手の存在感が薄かった。そんな中、13点ビハインドで入った第4クォーターに、キャプテンの狩俣昌也が諦めることなくリングに迫ったことは、今後につなげなければならない姿勢だった。
今節は両チームともに前提条件として、運動量豊富で内外角にスコアリングできる外国籍選手がそろっている。だからこそ、日本人選手が仕事をできるかに勝負がかかっている。北海道で言えば葛原大智や内田旦人は好調をキープしたい。対する滋賀は延長戦を制した新潟戦（10/18）のように、谷口光貴や晴山ケビンがチームを引っ張る活躍が必要だ。
文=大橋裕之
■ロスター
・北海道（ヘッドコーチ：宮永雄太）
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
玉木祥護
内田旦人
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ
・滋賀（ヘッドコーチ：ショーン・デニス）
ジョナサン・オクテウス
村上駿斗
狩俣昌也
ジョーダン・ハミルトン
晴山ケビン
今川友哲
アンガス・ブラント
谷口光貴
伊藤大司
頓宮裕人
前田怜緒