秋田ノーザンハピネッツ、野本建吾の新型コロナウイルス陽性を公表

 秋田ノーザンハピネッツは25日、野本建吾が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。本人に発熱等の症状はなく、体調に問題はないという。

 クラブによると、今月14・15日に対戦した千葉ジェッツの選手・スタッフから陽性判定が出たとの報告を受けた。チームドクターの指導のもと、22日に選手・スタッフ全員が抗原検査を受け、全員陰性という結果を得たという。しかし、同日にリーグへ統一検査の検体を送った結果、24日に同選手から陽性判定が検出されたとの連絡があったため、秋田市保健所へ連絡。秋田市保健所指定の医療機関でPCR検査を受けたところ、正式に陽性判定を受けたという。同選手は16日以降、練習参加以外は日常生活の範囲での外出にとどめていたとのこと。

 野本以外の選手や日本代表合宿に参加していた前田顕蔵ヘッドコーチを含めチームスタッフは、リーグ統一検査で全員陰性という結果を得ており、現在症状のある者はいないという。

 リーグ統一検査結果が判明した後、選手・チームスタッフは自宅待機としていたが、秋田市保健所から選手、チームスタッフ、フロントスタッフは濃厚接触者に該当しないという報告を受けた。そのため、感染症対策を徹底した上でチーム活動およびクラブ活動を実施するとしている。

【新型コロナウイルス陽性判定までの経過】
11月14日(土)vs 千葉ジェッツ@船橋アリーナ(体温:36.3℃)
11月15日(日)vs 千葉ジェッツ@船橋アリーナ(体温:36.3℃)
11月16日(月)オフ(体温:36.5℃)
11月17日(火)オフ(体温:36.3℃)
11月18日(水)オフ ※野本選手は自主練習に参加(体温:36.3℃)
11月19日(木)チーム全体練習@秋田ノーザンゲートスクエア(体温:36.3℃)
11月20日(金)チーム全体練習@秋田ノーザンゲートスクエア(体温:36.3℃)
        夜に千葉ジェッツより2名陽性判定が出たという連絡を受ける。
11月21日(土)オフ(体温:36.3℃)
11月22日(日)抗原検査を実施し、全員陰性。安全策を取り、フィジカルコンタクトのない練習を2グループに分かれて再開@秋田ノーザンゲートスクエア(体温:36.0℃)
11月23日(月)フィジカルコンタクトのない練習を2グループに分かれてチーム練習@秋田ノーザンゲートスクエア(体温:36.1℃)
11月24日(火)オフ(体温:36.3℃)
        夕方にリーグ統一検査の結果が陽性反応だったという連絡を受け、秋田市保健所に報告。
11月25日(水)秋田市保健所指定の医療機関にて検査し、陽性判定
 
 
 

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