■秋田ノーザンハピネッツvs島根スサノオマジック(@CNAアリーナ☆あきた)
第1戦:12月12日18時5分 第2戦:12月13日14時5分
前節、秋田ノーザンハピネッツは中山拓哉とアレックス・デイビスを欠いた中でアルバルク東京とのアウェーゲームに臨んだ。しかし、いざ蓋を開けてみれば前半で26点差をつけ、最終スコア89-70で完勝。試合開始から思い切りの良いシュートが高確率で決まり、第1クォーターだけで6本の3ポイントをマーク。すると、守備にもリズムが生まれ前半はわずか26失点。第4クォーターに点差を詰められた場面では伊藤駿、細谷将司のシュート力も光った。保岡龍斗の24得点に加え、この試合はカディーム・コールビーが18得点12リバウンド10アシスト、さらには4ブロックを挙げて勝利の立役者に。この勝利でA東京と勝率で並び、順位では1つ上の東地区6位に付けた。
対する島根スサノオマジックは前節も黒星。京都ハンナリーズをホームに迎えての一戦は、第1クォーターこそ14-13としたが、次の10分間では計24失点。第4クォーターに至っては9-23と大きく差を開けられ25点差で敗れた。リード・トラビスが20得点13リバウンドを挙げるも、2ケタ得点者はトラビスとデモン・ブルックスの2名のみ。やはり日本人選手の得点が伸びてこなければ、勝利できる確率は少ないと言っていいだろう。
今節ホームの秋田は、この勢いのまま連勝をどこまで伸ばせるか。島根戦以降は現在下位に沈むチームとの対戦が続くだけに、この試合がポイントになりそうだ。対する島根は橋本尚明に加え、阿部諒、杉浦佑成らの奮起が待たれる。また、京都戦ではミスから24点を献上。ターンオーバーからの失点を減らすために、できるだけシュートで攻撃を終えることも勝利へ近づく策となるだろう。
文=小沼克年
■ロスター
・秋田(ヘッドコーチ:前田顕蔵)
大浦颯太
細谷将司
野本建吾
アレックス・デイビス
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
ハビエル・カーター
カディーム・コールビー
古川孝敏
・島根(ヘッドコーチ代行:河合竜児)
後藤翔平
橋本尚明
山下泰弘
北川弘
ペリン・ビュフォード
リード・トラビス
阿部諒
杉浦佑成
白濱僚祐
小阪彰久
デモン・ブルックス
ウィリアムスニカ
神里和