2月12日、Bリーグ第22節が行われ、横浜ビー・コルセアーズが島根スサノオマジックと対戦した。
ロバート・カーターとエドワード・モリスを負傷で欠く横浜は、序盤2-7とリードされるもレジナルド・ベクトンのポストプレーを中心に攻め、島根のリード・トラビスから2ファウルを誘ってベンチへと追いやる。その後、アキ・チェンバースや河村勇輝の3ポイントシュートで徐々に差を縮めるが、相手にも3ポイントシュートを許し、16-19で第1クォーターが終了。
続く第2クォーターは島根のスモールラインアップに対してベクトン、パトリック・アウダを起用しインサイドを果敢にアタック。しかし、思うように攻撃ができずにいると、島根にスティールから速攻を許し、リードを広げられてしまう。苦しい状況の中、森川正明や須藤昂矢の3ポイントシュートで追いすがると、チェンバースと生原秀将が得点を沈めて逆転に成功。36-35で試合を折り返す。
互いに得点を奪い合った前半だったが、第3クォーターは両チームとも攻撃が停滞。激しいディフェンスが繰り広げられ、なかなか得点を挙げられない中横浜のアウダがバスケットカウントを獲得するなどしてポイントを積み重ねる。51-48で突入した最終クォーター、島根に2本の3ポイントシュートを決められ逆転を許すと、その後は島根リードで試合が続く。横浜はインサイドアタックで活路を見出そうとするがアウダのシュートが決まらず、残り4分3秒には大黒柱のベクトンが退場。これ以降失速し、徐々にリードを広げられ64-74で試合終了。横浜は2連敗を喫した。
横浜はアウダが18得点、チェンバースが12得点を挙げたが、終盤の失速が響いた。一方の島根はデモン・ブルックスが16得点、ぺリン・ビュフォードが13得点を挙げ、今シーズン14勝目を獲得した。
■試合結果
横浜ビー・コルセアーズ 64-74 島根スサノオマジック(@トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
横浜|16|20|15|13|=64
島根|19|16|13|26|=74