3月3日、川崎市とどろきアリーナではB1第25節が開催。宇都宮ブレックスは敵地で川崎ブレイブサンダースとの一戦に臨んだ。
宇都宮は川崎に4連続得点を許し0−9と苦しい立ち上がり。相手の固いディフェンスの前に得点できず。一方で川崎にも容易にリードを広げることは許さずロースコアの展開となり、第1クォーターは7-12で終了する。
続く第2クォーター、開始早々渡邉裕規の2連続3ポイントシュートで逆転すると、その後は再びロースコアの展開に。終盤に追いつかれるも、再び渡邉の3ポイントが決まり24-21と逆転して試合前半を終える。
第3クォーター、LJ・ピークのレイアップで先制しれ徐々に流れをつかむと、その後は内外バランスよく得点を重ねてリードを広げていく。鵤誠司が4スティールを記録するなどディフェンスも機能し、44−34と点差を10点に広げて最後の10分間へ。
最終第4クォーター、先制に成功するも、中盤以降は篠山竜青を中心とする川崎の攻撃に苦しみ、残り1.7秒に川崎のパブロ・アギラールにディープスリーを決められ最大15点あった差を3点まで縮められる。しかし最後はプレッシャーのかかるフリースローを遠藤祐亮が1本沈めて試合を決めた。58−54のロースコアゲームを制した宇都宮は2連勝、敗れた川崎は連勝が7でストップした。
勝利した宇都宮はベンチスタートの渡邉が3ポイント3本を含む10得点をマークし、流れを変える活躍を見せた。
■試合結果
川崎ブレイブサンダース 54-58 宇都宮ブレックス(@川崎市とどろきアリーナ)
川 崎|12|9|13|20|=54
宇都宮|7|17|20|14|=58