シーホース三河は25日、金丸晃輔が契約満了のため退団すると発表した。
福岡県出身で現在32歳の同選手は、192センチ88キロのスモールフォワード。2011年に明治大学からパナソニックトライアンズへ加入し、2013年に三河へ移籍した。在籍8年目の今シーズンは53試合の出場で889得点(平均16.8得点)をマークしたほか、得意の3ポイントシュートはリーグ2位の46.6パーセントを記録し、自身初となるレギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)を受賞した。また、日本代表としても活躍しており、東京オリンピックの候補選手に選ばれている。
金丸は退団にあたり、クラブ公式HPで長文のコメントを寄せている。
「この度、8年間在籍したシーホースを退団することになりました。アイシン時代からお世話になり、僕をここまで成長させてくれたチームには本当に感謝しています。バスケットボールだけではなく、コート外でのことなども多く学ばせていただきました。
8年間、楽しいこともあれば、辛いこともありました。でも、それが僕をここまで成長させてくれましたし、シーホースでなければここまでの成績は残せていなかったかもしれません。これも全て、シーホース、ファンの皆さまの支えがあってからこそだと思います。今までの全ての思いをここに書くことは難しいですが、それくらい濃い8年間でした。これは一生僕の中で特別な財産となります
最後にファンの皆さまへ。感情を表に出さない、笑わない、気難しいこんな僕を応援し続けてくれて本当にありがとうございました。シュートを決めるたびの歓声、最高でした。あの歓声がシーホースで、どんな苦しい時でもシュートを打ち続けられた原動力でした。改めて皆さまには感謝申し上げます。またお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました!」