2021.06.23

激しいディフェンスから流れをつかんだ日本代表…4選手が2ケタ得点を挙げてイラン代表に快勝

チームトップの21得点を記録したギャビン・エドワーズ[写真]=加藤誠夫
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 男子日本代表は23日、宮城県のセキスイハイムスーパーアリーナでイラン代表との国際強化試合に臨んだ。

 今夏開催される東京オリンピックへ向けてチーム力強化を続ける日本代表。スターティング5は田中大貴アルバルク東京)、比江島慎宇都宮ブレックス)、金丸晃輔シーホース三河)、ライアン・ロシター宇都宮ブレックス)、渡邉飛勇(カリフォルニア大学デービス校大学院1年)が入った。

 立ち上がりに金丸のジャンプショットで先制するが、相手に3ポイントシュートを連続で沈められるなど苦しい展開を強いられる。そんな中でもディフェンスの強度を上げて相手のミスを誘い、スティールから速攻で得点。リードを奪うことに成功すると、その後安藤周人の3ポイントシュートなどで加点し、18−15で第1クォーターを終える。

 続く第2クォーターもディフェンスの強度を落とさない日本代表。堅い守りからボールを奪って得点につなげ、立ち上がりに25−15と10点差まで広げる。相手の反撃を許して4点差まで詰め寄られる場面があったものの、素早いパス回しから内外バランス良く得点を重ね、46−32で試合を折り返した。

激しいディフェンスから比江島が速攻から得点を重ねた[写真]=加藤誠夫


 14点のリードで迎えた第3クォーター、立ち上がりこそ得点を伸ばせなかったものの、金丸の連続3ポイントシュートをきっかけにリズムを取り戻し、じりじりと点差を広げていく。外角シュートにギャビン・エドワーズのインサイドアタックなどを絡ませ、68−43で最終クォーターへ。

 最終クォーターでは相手の攻撃に気圧される場面も見られたものの、最後まで攻め続けた日本が85−57で勝利し、国際強化試合3連戦は白星スタートとなった。

 日本はエドワーズが21得点でチームハイを記録したほか、安藤周と比江島が16得点、金丸が14得点と4選手が2ケタ得点を挙げ、快勝に貢献した。

金丸が得意の3ポイントシュートからオフェンスで流れを引き寄せた[写真]=加藤誠夫

■試合結果
日本 85−57 イラン(@セキスイハイムスーパーアリーナ)
日 本|18|28|22|17|=85
イラン|15|17|11|14|=57 
 

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