新潟が平岡富士貴氏のHC就任を発表…今季群馬をB2優勝&B1昇格へ導く

新潟の指揮官に就任した平岡氏[写真]=B.LEAGUE

 新潟アルビレックスBBは28日、平岡富士貴氏がヘッドコーチに就任すると発表した。

 茨城県出身で現在47歳の同氏は、日本大学から愛知機械工業に進み、2000年に新潟へ入団。2005年の現役引退後は新潟のアシスタントコーチに就任し、2013年からヘッドコーチを務めた。2015年に退任し、サイバーダインつくばロボッツ(現茨城ロボッツ)を経て2016年に群馬クレインサンダーズの指揮官に就いた。今シーズンは52勝5敗とB2で圧倒的な成績を収め、B2優勝とB1昇格へチームを導いたが、先日退任が発表されていた。

 平岡氏は就任にあたり、クラブ公式HPで以下のとおりコメントしている。

「こんにちは。プロ球団として20年。歴史ある新潟アルビレックスBBでこのような機会をいただき感謝申し上げます。一度は新潟を離れ、少しばかりのキャリアを積み、まだまだ自分のような実績の無い人間が戻れる場所ではないと、新潟を離れた6年間日々感じていました。また、それが活力であったのは間違いありません。

 この度、ヘッドコーチとして声をかけていただいたことに驚き、そして戸惑いと不安がある中で川上代表、小菅本部長、阿部部長と、何度も話し合いを重ね決断いたしました。新潟アルビレックスBBは、私がプロとしてのキャリアをスタートさせた場所であり、リスタートできることは、この上ない喜びであるとともに身が引き締まる思いです。皆様とともに今一度戦わせていただきますので、会場にぜひお越しください」

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